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電子書籍
一気に同時読み!世界史までわかる日本史
著者 島崎晋
「大化の改新が始まったころ、ササン朝ペルシャが滅んだ」「応仁の乱が起きたころ、レオナルド・ダ・ヴィンチが生まれた」「秀吉が関白になったころ、イギリスがスペインの無敵艦隊を...
一気に同時読み!世界史までわかる日本史
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一気に同時読み!世界史までわかる日本史 (SB新書)
商品説明
「大化の改新が始まったころ、ササン朝ペルシャが滅んだ」
「応仁の乱が起きたころ、レオナルド・ダ・ヴィンチが生まれた」
「秀吉が関白になったころ、イギリスがスペインの無敵艦隊を破った」……
そもそも日本史と世界史は学校では別々に教えられ、本も別であり、一般にはこのように並列で見て理解する機会はあまりありません。
でも、日本史と世界史は同時並行に進んでいるものであり、近代以降はその観点から歴史は解説され、多くの人もそう理解していますが、近代以前になると、そういう観点での理解が欠けています。
そこで必要になるのが「世界史の一部としての日本史」です。
つまり、日本史と世界史が同じ時代を並行して歩んでいるという「時代感覚」です。
これをもって歴史を眺めれば、理解が深まり、視野が広がっていきます。
歴史を同時に「ヨコ」で見ることで、浮き上がってくる意外な事実はあります。
世界中が同時に動いているということを実感できる時代に住んでいる現代人にとって、近代以前の歴史もグローバルに見ていくことはとても大切なことです。
この本は「同時に学び、理解する」をテーマに、日本史を揺るがした40の出来事・事件を「精選」。
それと同時期の世界史の主要なトピックスも並列してつながりもわかるよう「解説」します。
本書を一読すれば、「歴史の同時代感覚」をつかむことができ、各時代のグローバルな歴史が、まるでドラマを観るようにわかりだすこと間違いなし!
目次
- 第一章 古代よりアジア世界からの影響を受けてきた日本
- 第二章 花開く日本の平安文化と世界宗教の広がり
- 第三章 中世世界を席巻したモンゴルに対峙し揺らぐ日本の武家政権
- 第四章 室町幕府の盛衰と大航海時代の到来
- 第五章 膨張するヨーロッパ社会と日本との交流
- 第六章 行動的なヨーロッパと鎖国体制をとる江戸幕府
- 第七章 ヨーロッパの帝国主義と開国へ転換する日本
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紙の本
歴史嫌いの人にオススメの一冊!
2016/12/27 10:43
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:neo - この投稿者のレビュー一覧を見る
年号の暗記が苦手、言葉が難しく意味がわからない、だから歴史は嫌い。という人にもってこいの本です。
世界史も学んだことも無く日本史もほとんど授業に着いて行けずだった自分ですが、この本は面白い面白い、歴史を学ぶというよりは、小説を呼んでいるような感覚で読めます!読むだけで知識が増えるという有難い本です。
感情的な登場人物(歴史上の有名な人)が争う争う、領土を広げたい、宗教を阻止したいといった、日本のみならず世界各地でどろどろの戦いが行われていたというのも人間の本質は変わらないのだという文化人類学のようなことも学べます。
教科書とは違い無味乾燥な事象を綴っているのではなく、それでどうなったか、その頃日本はどうしてたのか、とワクワクしながら夢中になり、マクロ的に歴史の変遷を掴めるので受験生にもオススメです。
著者の活字表現が上手く、クスリと笑ってしまうので電車の中で読むときはご注意を。
是非とも続編が読みたいです!
紙の本
無念の脱落
2017/04/30 23:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る
受験生の頃、世界史・日本史には本当に苦労しました。丸暗記じゃなくて流れだよ、なんていうのは苦手意識のない人ならば受け入れられるのでしょう。この言葉にすがって何度くじけたことか。今回は日本史と世界史をパラレルに学べばすっきりするというので読み始めました。「あれとこれは同じ時代のことだったのか」と思うページはありましたが、今の時点で、すでに具体的に思い出せないという悲しさ。一冊で通史にせずに近代だけとか時代を絞ってくれるともっといいかもしれません。