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貸し込み(下)
著者 黒木亮
右近の証言で露呈する銀行の杜撰な融資管理。しかし、偽証の横行、印鑑偏重主義、居眠りするエリート裁判官、事なかれ主義の金融行政、原告側の甘さなどが、正義の実現を阻む。事件が...
貸し込み(下)
貸し込み 下 (日経文芸文庫)
商品説明
右近の証言で露呈する銀行の杜撰な融資管理。しかし、偽証の横行、印鑑偏重主義、居眠りするエリート裁判官、事なかれ主義の金融行政、原告側の甘さなどが、正義の実現を阻む。事件が控訴審へともつれ込んだとき、バブルの後処理に苦しむ銀行業界で大地殻変動が起き、事態は急展開。真実を求めて国会議員とともに香港へ飛んだ右近が目のあたりにする、事件の構図と黒幕の正体とは!?
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紙の本
どっちもどっち。
2022/03/29 07:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
下巻を読了しました。上下巻を通して感じた事は、『どっちもどっち』でした。銀行も銀行なら、原告の宮入治さんも宮入治さんだ、です。どちらもダメダメです。
解説にありましたが、本書は著者の実際の体験に基づいた内容だったとありました。確かにリアリティがありました。
あと、本書の結末が盛り上がりに欠けていた気がしました。どんでん返し、と巻かれていた帯にありましたが、どんでん返しかなぁ・・という感じでした。
作品としてはデビュー作が最もインパクトがあった気がしました。