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電子書籍
星と月は天の穴
著者 著:吉行淳之介
結婚生活に失敗した独り暮しの作家矢添と画廊で知り合った女子大生紀子との奇妙な交渉。矢添の部屋の窓下に展がる小公園、揺れるブランコ。過去から軋み上る苦い思い出……。明晰・繊...
星と月は天の穴
05/30まで通常979円
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星と月は天の穴 (講談社文芸文庫)
商品説明
結婚生活に失敗した独り暮しの作家矢添と画廊で知り合った女子大生紀子との奇妙な交渉。矢添の部屋の窓下に展がる小公園、揺れるブランコ。過去から軋み上る苦い思い出……。明晰・繊細な文体と鮮やかな心象風景で、一組の男女の次第に深まる愛の〈かたち〉を冷徹に描きあげ人間存在の根本を追究する芸術選奨受賞作。
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紙の本
吉行さんはやっぱりいい
2019/01/28 17:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
吉行淳之介は嫌いだというと「若いころ、もてなかったからだろう」と言われそうで、好きだとというと「結構、その顔でもてたんですね」と言われそうで扱いに困る作家だが、この作品の主人公も結構簡単に女性とベットインしてしまう。私だとあと2行程もしかすると3行程くらいかかりそうだ。実は入れ歯だというジャブもきいていて、楽しめる。若き日の松本清張氏は文学賞をとれば五木寛之氏や吉行淳之介氏のように銀座の女性にもてるものだと思っていたら芥川賞をとって店に行ったらそんなこと全然なくて、作品中に悪い銀座の女がでてくるのはそのためだと何かの本で読んだことがあるが、真偽のほどは知らない