紙の本
主人公の成長
2017/11/07 22:28
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公のいじめられた過去の傷はしっかりと残っているのだなー…。
主人公の成長した姿によかったなと思った。
いろいろたいへんだけど、がんばれ。
紙の本
映画の方が
2017/08/25 14:57
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投稿者:読書はじめました - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画を先に見た。
本書とは違って、映画では何故かオカマさんになっている。
でも、映画のほうが面白い。
映画の原作として読んだため、ガッカリ。
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1つ、クールに生きていく。
2つ、友達は作らない。
そう心に決める中学生の女の子は、ある日不思議な一人の女性との出会った。女の子と女性の触れ合い、学校での出来事。ある夏の物語…。
第36回講談社児童文学新人賞受賞。
ナルホド児童文学だわ〜と思いました。でも、自分の子供の頃を思い出したり、歳を重ねた今でも中学生の少女の感情を「分かるなぁ…」としみじみ共感したり。懐かしい感じの物語でした。
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小学生時代些細なことでいじめにあった主人公が
自分を守るために考え出したルール、
1.クールに生きていく
2.友だちはつくらない
のけ者にされる前に自分から関わらなければいいのだ。
簡単な話である。
だけど人は1人では生きられない。
そんなときサラに出会う。
主人公にとってサラだけが唯一の友達になったのだ。
人は生き延びるために逃げ出さなければならないときがある。
だけどいつまでも逃げ続けることは不可能だ。
ミドリのレインコートを着るのは自分次第。
いつ着るか決めるのも自分。
だから焦らないでいいよ。
ミドリのレインコートはいつも君の傍にある。
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タイトルの絶妙さに悶絶。児童文学って括りになってるかもしれないけど、実はとっても大人向けの小説。ラストはすごくズルいと思うけど、でも、好きだなあ、この終わり方。
あっ、あとがきも良い。作家はあつかましいって、きっとそうだよね。
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子供も大人もあんまり変わらないなぁ。
こういう風に、女子のコミュニティのイメージが活字で膨らんでいって、本当のところはどうなんだろうと常々思う。
女子トイレとか怖そう。
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魚住直子の作品は初めて読んだ。少女が「いじめ」を乗り越える物語だが、胸が苦しくてやりきれないままで終わらず、成長し、展望が開けているのが嬉しい。
文庫の解説を書いている藤田香織の文章に納得。
他の作品もぜひ読んでみたいと思わせられた。
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小学校時代いじめられた経験から、クールに生きる。友達を作らない。と決めた中学生が主人公。
が、そのモットーは本人の気付かないうちに自分を追い込んでいた。
そんな中、理想の大人の女性と出会い、少しずつ変わっていく。
そして周りも変わっていく。
逃げ出すこと、それだけでは人生変わらないんだなぁ・・・。
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小学生のときにいじめを受けた少女は、中学に入ると誰とも話をせず、友達を作らず過ごす。そして夢にうなされ、万引きをしたり無言電話で仕返しをすることで心のバランスをとっていた。
ある日うわさの緑のおばさんを見かけ「助けて」と声をかけてしまう。その見間違えだった洋服を作るサラさんに話をすることで少しずつ変わってきたようにみえたが、サラさんも傷ついた大人だった。
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中学に入る前に決めたことが二つある。
・クールに生きていく。
・友達は作らない。
なんといえばいいのかな、たぶん、あなたが助けてと、どうしていったのか、自分でもわからないように、私もわからないんだと思うの。
もう我慢できなかった。無性に泣きたかった。心配してくれる人がここにいるんだ。そう思うと、涙はいくらでも出てきた。
結局、こういうことなのよ。どこかで決着をつけないといけないの。先延ばしにしていていも、ダメなのよ。怖がってるだけじゃ、ダメなの。
あたしもあんたみたいに、自分のペースでやってればよかったんだよね。そしたら、いろいろな悩まなくてよかったんだ。
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中学生の頃、20歳を過ぎたら大人だと思っていた。けれど、20歳をとっくに過ぎた今、あの頃の自分が思っていた大人には程遠い自分がいます。
さて、この作品の主人公は中学生の『私』。彼女の中には2つ決め事がある。
1・クールに生きていく。2・友だちはつくらない。
でも、2つの決め事を守り通すのは難しくて、私はバランスが上手くとれずにいた。そんな時目の前に現れた理想の大人・サラさん。磁石が引き合うように一緒にいるようになる2人、けれどそこに理由はない。一体何が2人を引き合わせるのか?
理想と現実と向き合う2人の距離は一体どう変わっていくのか?大人になったから読める本でもあり、あの頃の自分が読んだら、と今の私は思わずにいられないのです。
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クールに生きようとする主人公はある日見知らぬ女性に「助けて」とつぶやく。
話としてはとてもありがちなのだけれど、その分、分かりやすくて読みやすい。
第36回講談社児童文学新人賞受賞。
2010/3/5
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第36回講談社児童文学新人賞受賞作
1つ、クールに生きていく。
2つ、友だちはつくらない。
12歳っていう微妙な時期をうまく描けていてすごくおもしろかった。
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デビュー作だという。うまくポイントを押さえた話だと思う。感情移入できる冒頭から、次第に逆転していく過程、そして安易な大団円に終えないラストまで、「うまいな」と重いながら読んだ。
逆に言えば、すごくイマドキのパターンを丁寧になぞっているようか感じがして、一度もぐんと突き刺さってくるものがなかった。昔々のいい子物語を想定しているならともかく、妙にステレオタイプなような印象さえした。まあ、現実のほうがむしろ、ステレオタイプの積み重ねで成り立ってしまっている嫌いがあるのかもしれないけど。
とても上手で丁寧な作家。若い人に読んでほしいなと思う。本当の中学生などが、どういうふうに受け止めるのか興味もある。
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今の子供たちはみんな、こんな風に息をつめて生きているんでしょうか。
「クールに生きる」と「友達を作らない」の二つのモットーを守らないと、学校で生きていけないような。
ここでも、見ていてくれる人 が居ない子供が主人公。
小さな繋がり が一つ先の世界を開いてくれるのだろうに・・・。
みんなが、「ミドリノオバサン」に出会えますように。