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電子書籍
道徳教育論
著者 エミール・デュルケム , 麻生誠 , 山村健
宗教に依拠せず、自律した個人を確立する道徳教育とは――。『自殺論』『社会分業論』で実証的社会学を創設したデュルケムは、「規律の精神」と「社会集団への愛着」こそが道徳性の主...
道徳教育論
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道徳教育論 (講談社学術文庫)
商品説明
宗教に依拠せず、自律した個人を確立する道徳教育とは――。『自殺論』『社会分業論』で実証的社会学を創設したデュルケムは、「規律の精神」と「社会集団への愛着」こそが道徳性の主要な要素であると説く。学級と教師の役割、体罰の禁止、科学教育の必要性など、現在の「教育問題」になお力強い方向性を与える、20世紀初頭のソルボンヌでの講義録。
目次
- 緒言 ポール・フォコンネ
- 開講講演 教育学と社会学
- 第一講 世俗的道徳
- 第一部 道徳性の諸要素
- 第二講 道徳性の第一要素──規律の精神
- 第三講 道徳性の第一要素──規律の精神(続)
- 第四講 道徳性の第一要素──規律の精神(完) 道徳性の第二要素──社会集団への愛着
- 第五講 道徳性の第二要素──社会集団への愛着(続)
- 第六講 道徳性の第二要素──社会集団への愛着(完) 二つの要素の関係と統一性
- 第七講 道徳性の二要素に関する結論と道徳性の第三要素──意志の自律性
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紙の本
フランスの社会学者であるデュルケムによる道徳教育論です。私たちが直面する現在の教育問題の解決策が見えてきます!
2020/03/11 10:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、フランスの社会学者エミール・デュルケム氏がソルボンヌ大学で行った講義を纏めた一冊です。デュルケム氏は実証的社会学を創設したことで有名ですが、彼は道徳教育ということについては、「規律の精神」及び「社会集団への愛着」ということが道徳性において重要な要素であると説き、同書においては、学級と教師の役割、体罰の禁止、科学教育の必要性といったことを力強く説いています。内容構成も、「第1部 道徳性の諸要素」、「第2部 道徳性の諸要素を子どもの内部に確立する方法」という二部構成で、非常に読み易く、分かり易くなっています。