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ねじの回転 FEBRUARY MOMENT(下)
著者 恩田 陸
安藤大尉、栗原中尉、そして石原莞爾は、再生プロジェクトの指示のもと、コンピュータ『シンデレラの靴』がつくり出す時間の狭間で「再生」された過去をなぞり歴史を「確定」してゆく...
ねじの回転 FEBRUARY MOMENT(下)
商品説明
安藤大尉、栗原中尉、そして石原莞爾は、再生プロジェクトの指示のもと、コンピュータ『シンデレラの靴』がつくり出す時間の狭間で「再生」された過去をなぞり歴史を「確定」してゆく作業にとりかかる。だが、3人の胸の内には、異なる決意があった。錯綜する時間、空間、それぞれの思惑。「二・二六事件」という歴史の事実に材をとり、自在な筆致で想像の極限を描くSF長編。
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ざっと、あらすじを聞いたとき
2023/12/06 13:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yun - この投稿者のレビュー一覧を見る
そして読み始めてから青年将校たちが何をしているのかを察したとき、なんて残酷な話なんだろうと思った。
「聖なる暗殺」による歴史のねじれを修正するための大義があるとは言え、志が果たされることなく死ぬことになった青年将校たちにもう一度その悲劇を再現しろというのは、あまりにも酷だなぁと。
いわゆる226事件の後に待っているのは、確実な絶望と死なわけだし…。現に安藤が何回か自身が銃殺されたときのことを思い返しているけど…いやぁ、残酷だわ…
そして、青年将校たちに感情移入したあとに「やっぱり史実通りの歴史を繰り返します」って…こっちとしても、えー!やっぱりそうなの!?ってなってしまった…
国連側も、マツモト……あなたそんな簡単に人を殺す計画に同意できるってどういうこと?と驚きましたね…
一度読んでるときは「?このシーンは??」と思っているものが、後々なんであるか気づき、してやられた!と思える
個人的には、残酷でつらいけどでも面白い作品だったと思います。
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う~ん
2018/01/07 10:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:今爺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
何となくSF的な話。多次元世界ではあり得るのかな。