読割 50
電子書籍
敗者たちの季節
著者 著者:あさの あつこ
夏の甲子園地方大会、決勝戦9回の攻防。あと、一人打ち取れば延長にもつれ込む……と、その瞬間、サヨナラホームラン。敗者となった海藤高校の投手直登は、試合後も悔しさから立ち直...
敗者たちの季節
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
敗者たちの季節 (角川文庫)
商品説明
夏の甲子園地方大会、決勝戦9回の攻防。あと、一人打ち取れば延長にもつれ込む……と、その瞬間、サヨナラホームラン。敗者となった海藤高校の投手直登は、試合後も悔しさから立ち直れないでいた。そこに、思わぬ報せが届く。優勝した東祥学園が、出場を辞退したというのだ。繰り上がり甲子園出場が決まるが、それはどちらのチームにとっても重い結果だった。「敗者のままでは、終われないんだ!」少年たちの熱い思いに、思わず胸が高鳴る、著者真骨頂の青春野球小説!
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
野球少年の心
2017/06/07 00:07
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
夏の高校野球地区予選決勝。海藤高校は同店の9回裏二死まで取りながら、凡フライが風に乗ってライトスタンドに入りサヨナラ負け。ところが相手チームが不祥事を起こし、思いがけず甲子園切符を手に入れる。両チームの選手、監督、学校を取り巻く人々の想いが交錯して物語は展開する。出番は少ないが、ローカル紙のスポーツ記者が良い味を醸し出している。にしても、あさの氏は何故、これほど野球に打ち込む子供たちの心が理解できるのか。本作は、あの「バッテリー」シリーズに引けを取らない傑作と言える。登場人物のキャラが、際立ってよく描かれているし、何より野球をよく知っている。