中央線をゆく、大人の町歩き

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：ちこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、都市出版『東京人』編集室で副編集長を務められ、現在は建築、鉄道、町歩き、食べ歩きをテーマに積極的に執筆・編集活動を行っておられる鈴木伸子氏の作品です。同書は、表題にありますように、中央線周辺をテーマに書かれた東京の魅力を満載した一冊です。同書の中で著者は、「東京のあらゆる文化が入り交じる中央線は、どの駅で降りてもおもしろい」と豪語されています。東京駅から高尾駅までの全駅、街に隠れた歴史や鉄道名所、不思議な地形などを巡る面白さが味わえる一冊です。ぜひ、休日は同書をもって中央線散歩をされてはいかがでしょうか。また、新しい魅力が発見できるかもしれません。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：キック　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

中央線の各駅について、駅周辺の名所や食事処、歴史、ゆかりの芸能人等を、5〜6ページ程度でコンパクトに紹介。地図がないので、土地勘がない方にはやや難しいのではと思いましたが、各駅の魅力は十分に伝わります。例えば、「御茶ノ水駅付近は沿線で随一の眺めの良さ」という著者の感想に同感です。聖橋からの壮大な景観は毎日眺めても飽きません。また個人的には、通勤で中央線を利用しているので、特に新宿から御茶ノ水間の通過駅に加え、神田、東京、中野等に関心があります。今後の散策の参考にします。