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蟇屋敷の殺人
蟇屋敷の殺人 (河出文庫)
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紙の本
大正から昭和初期の作家、甲賀三郎氏の本格推理小説です!
2020/06/12 09:28
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、大正から昭和初期の作家であった甲賀三郎氏の作品です。甲賀氏は、探偵・推理小説のジャンルとして、大正15年に初めて「純粋に謎解きの面白さを追求する」という意味での「本格」という言葉を使い始めた人物として知られています。本書も、その本格推理小説の一つで、東京丸の内の路上に発見された車中の首切り死体がその発端となって話が進んでいきます。ハンドルに頭を乗せてまるで眠っているような死体からポロリと首が落ちるという描写は見事で、その瞬間にいくつもの謎が立ち上がってきます。そして、捜査が進むとこの死体だと思われた人物が実は生きていて、被害者はその人物の変装をしていたことが判明します。結局、被害者の身元がわからなくなっていきます。どんな裏があるのでしょうか?続きは、ぜひ、同書をお読みください。