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投稿者:KKキング - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本を代表する著名な経営者・投資家である孫正義の経営理念についての考察。一定の客観的視点から描かれているところに好感が持てる。
紙の本
孫正義について知るにはいい本です。
2020/05/31 11:48
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投稿者:高遠康隆 - この投稿者のレビュー一覧を見る
SoftBankを作り上げた男はいったいどのような男なのかを知りたい人は是非ともこの本を読みましょう。創業当時から現在に至るまで書かれており、特にYahoo !についてか書かれた章では今のYahoo !の組織改革や買収の裏にどのような気持ちがあるのか汲み取りやすくなります。
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今現在進行中の300年王国プロジェクト
孫正義さんが「坂本龍馬」に感銘を受けて
繰り返し読んだという「竜馬がいく」を現代版に
アレンジしたかのような、痛快現代劇を読みました❗️
いやあ❗️面白い
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前半のエピソードはすでに聞いたことあるものばかりだし、後半やところどころに最新の話もおりこんではいるが、孫正義氏の等身大の姿が見えたようには思えない。本書は成功物語としてこじんまりとまとまってはいるが物足りない。
ソフトバンクは事業構造を大きく変えながら成長してきたのだから、せめてそれぞれのビジネスモデルのつっこんだ解析ぐらいはして欲しかったし、あの時は大変だったが修羅場を乗り越えて成功したというような甘口の話の連続では食傷するばかりである。
これでは「あんぽん」(佐野眞一著)の方が孫正義伝としては上だなと言っては失礼か。
2017年7月読了。
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孫正義関連書籍の現時点の集大成のような本だ。よくぞここまで関係者へ食い込んで取材しているものだと感心する。
漫画の如き冗談みたいなタイトルだが、孫正義氏は至って真剣だ。そして本書で語られる孫正義氏の軌跡を辿ると強ち大法螺とはいえない気がしてしまうから不思議だ。
全体的に提灯記事感は否めないものの、「ストリートファイター」と称するどちらかというと敗者たちとの出会いと復活劇はそれこそワンピースのようだ。読んでいて飽きない。今まで語られる事のなかった新聞を賑わせた話題の舞台裏や、不屈の精神で既存勢力に挑む孫氏の姿は鬼気迫るものがあり、自身も鼓舞される思いに駆られる。
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◯孫さんの発想の根底には量が質に転化する、との考えがある。(中略)まずは候補となるものをとことん挙げてから絞り込む。(140p)
◯自分たちが本当にすごいと思えることは何か。それを100%純粋に追求することが起業の原点なんだ(422p)
◯孫の志に共感した先達が陰に陽に協力してくれたからこそ、若い才能か開花したのだ。そして孫の志に共感する腕に覚えのあるストリートファイターたちが孫のもとに集うことで、この異形の企業集団が出来上がった。(555p)
★実績がなくても、僕と独占契約をしてくれと言う。財務諸表がなくても、1億円をプライムレートで貸してくれという。この男の考えには制約がない。
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孫正義を支える面々として、写真と名前が紹介されているのは良い。できたら年齢、学歴など一覧にしてあったらもっといい。
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知られざる孫正義に溢れてる。超良本。
・今、一番うまくいってる事業は何だ?
→ヤフオクですかね。
→じゃ、ヤフオクはどんなことをやられたら崩壊するんだ?
→この考え方が素晴らしい!!
・ニケシュアローラ退任の真実
→孫正義が10年社長を続ける決意を固めニケシュに相談
→「やっぱり10年も待てない。」
→退任。喧嘩別れでは無かったと知って安心。
・信長は鉄砲のために火薬貿易のプラットフォームである堺を手に入れた
→孫正義は常にプラットフォームを手に入れる。ARMもその1つ。
・孫正義は何を発明したか?
→チップでもソフトでもハードでも無い。
300年成長し続けるかもしれない組織構造を作った、発明した、こう言われたい。
→多様性確保がそのために必要であり、M&Aを続ける
・ヘッドハント
世の中を変える経営者は誰だ
→俺が世の中を変える。お前をやっと見つけたんだ。ウチのグループ800社をお前に預ける。俺は世界を変える。お前は俺の夢に乗れ、と言ってぐっとにらみを利かせてくる
→痺れるねぇ。
・シャープ佐々木がこっそりと孫正義を応援
→私が孫正義を保証します。私の退職金と自宅を担保に入れてもらって構いません。
→有名な話だがこっそりとは知らなかった。いいねぇ
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孫正義自体があまり好きではなかったが、面白いものを見つけて、世界をかえたいという発想は、とても共感できる。
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孫さんの凄さが良くわかる本!
500ページを超える長い本だが、飽きない。
真似できないが、全てが志で繋がっていることが良くわかった。
お金もうけの達人のように思っていたが、そうではない、熱い心、人との繋がりを大切にするところなど、ハッとさせられた
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日経記者が孫正義についてまとめた。特に孫正義を支えた周りの人にも明かりを当てたことがこの本の特長でもある。
にこれまでに孫正義の伝記に類する書籍は数多く、本書の中のエピソードもすでに公になっているものも多い。
『孫正義の焦燥』(大西孝弘)、『あんぽん 孫正義伝』(佐野眞一)、『志高く 孫正義正伝』(井上篤夫)、『幻想曲 孫正義とソフトバンクの過去・今・未来』(児玉博)などである。
確かにそれらの本よりも参謀の存在に力点が置かれているようにも思う。青野氏、立石氏、宮川氏、藤原氏、宮内氏、榛葉氏、今井氏、後藤氏、藤原氏、といった面々の役割や引き込まれていった経緯などは詳しく書かれているところも多い。それでも孫さんの存在感が強く、霞んでしまうようなところもやはりある。逆に相当に大変だったのだろうなというのと、著者も言われるようにそれがソフトバンクの強みになっているというのも分かる。
「目の前の2~3年の小銭を稼ぐようなことに僕は興味がないんだ。10年後のや20年後に花を咲かせるものを、タネの段階で嗅ぎ分ける能力と、それに対してリスクを取りにいく覚悟が、僕は人より強いのだと思う」- 後の方の「覚悟」がより大事であるように思う。
「群戦略」というのが将来どういう形になるのだろう。
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賛否両論あるかと思いますが、とても面白く読めました。
孫氏をずっと追いかけてきた新聞記者さんだからこその視点や、ソフトバンクグループの内情を、飽きることなく先へ先へと読みたくなる展開でした。
読みやすかった一因として、過去を語る時に社会現象や環境に1項を費やすほど背景を丁寧に説明しているので、当時のニュースなどを思い起こしながらストーリーを追うことができた点があると思います。
褒めどころは「自分の頭で考えたかどうか」子育てでも同じだと思います。
「執念」「高い志」……足下にも及びませんが、私も持ち続けていきたいと胸に刻みました。
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孫正義という人間が何を考え、どんな未来を思い描いているのかを垣間見れる本。
これまでの数々のM&Aの背景にあったもの、そして、現在進行形での投資案件の背景にあるものも、本書の内容を踏まえると納得感がある。
同時に、ソフトバンクという企業とその中核を担う人々はどのような人物なのかも知ることができ、書籍全般を通してとても面白い。
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・ 負けるシナリオを考えろ。そして相手より先にそれをやれ。これをやられたらヤバいというアイデアを徹底的に洗い出せ。
・ ひとつのテクノロジーに依存する組織は永続しない。問題は、次に世界を変えるテクノロジーをどう見つけるかだ。そのためのしくみが投資を通じた群戦略
・ 迷った時ほど遠くを見ろ
・ 孫さんの発想の根底には、凌駕質に転嫁する、との考えがある
・ この当時でいえば、ソフトウェアの流れの上流と下流の最大手を一気に独占してしまうことが、ソフトウェア流通のプラットフォーマーとなる最短経路だと考えた
・ プラットフォームを握るためにまずは徹底した価格破壊をしかけ、ライバルを駆逐し、そこからじわりと価格を上げて果実を得る
・ 心の底からほめられると、子どもはその快感が忘れられずにどんどん努力していく
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孫正義 300年王国への野望。杉本真司先生の著書。カリスマ経営者の孫正義さん。実業家や経営者として特別に有能であることはもちろんのこと、きっと人間性も素晴らしくて人を惹きつける人間的魅力があるからこそ、成功されてきたのでしょうね。そう思わされる一冊でした。