- 販売開始日: 2017/09/22
- 出版社: 徳間書店
- ISBN:978-4-19-863007-2
勝つために戦え!〈監督ゼッキョー篇〉
著者 押井守
好評を博した押井守のメッタ斬り映画監督論「勝つために戦え!監督稼業めった斬り」の続篇がついに電子化! タランティーノ(押井作品をカンヌで落とした審査委員長!)、ルーカス(...
勝つために戦え!〈監督ゼッキョー篇〉
商品説明
好評を博した押井守のメッタ斬り映画監督論「勝つために戦え!監督稼業めった斬り」の続篇がついに電子化! タランティーノ(押井作品をカンヌで落とした審査委員長!)、ルーカス(「スターウォーズ」スタッフから聞いた愚痴とは?)、滝田洋二郎(「おくりびと」でオスカーを受けた元ピンク映画監督)などなど、国内外の映画監督30名以上を、アニメ業界のここだけの話をまじえてのメッタ斬り! 愛と毒舌に溢れた映画評論!
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
書店員レビュー
本書は名だたる映画...
ジュンク堂書店大阪本店さん
本書は名だたる映画監督を押井守独自の視点、つまり勝敗論の観点から「仕分け」たもの。前回の「監督編」の続編にあたる。
映画監督における勝敗とは、次の作品を取り続けられるべく各作品を製作しているかどうか、ということである。なるほど「天使のたまご」で干された押井ならではの発想である。ちなみにアニメと違い実写映画は別に成功を狙っていないらしい。蓮實や四方田の映画評論を読み、ゴダールを成功作家の頂点とする押井だが、映画的感性とはおよそ無縁であり演劇や観念に左右され映像に何も映画の息遣いが感じられぬ。まあ、本人はこれで満足なのだろう。
本書はしかし第2弾でなく実は「勝つために戦え!」を含めた第3弾である。最初のものはおよそゲーム、サッカーなど様々な話題で勝敗論を語るもので本当は一番楽しめた。出版社も在庫が無いようなので早目の入手をおすすめする。同じく「実写映画 オトナの事情」の前作「TVをつけたらやっていた」も同様に入手困難である。別に内容に問題があったわけでもないだろうが。(押井が宮崎駿を語ると徳間的に実にヤバい内容らしい)
大阪本店 D