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新校訂 全訳注 葉隠 (上)
著者 菅野 覚明 , 栗原 剛 , 木澤 景 , 菅原 令子
佐賀藩士・山本常朝が語り、田代陣基が筆録した武士道書『葉隠』は、「死ぬ事と見付たり」に代表される過激な文言と、切れのいい文体で、多くの人をひそかに魅了し続けてきました。本...
新校訂 全訳注 葉隠 (上)
葉隠 新校訂全訳注 上 (講談社学術文庫)
商品説明
佐賀藩士・山本常朝が語り、田代陣基が筆録した武士道書『葉隠』は、「死ぬ事と見付たり」に代表される過激な文言と、切れのいい文体で、多くの人をひそかに魅了し続けてきました。本書は、天保本を、はじめて底本として採用し、新たに綿密な校訂を施して、原文の息づかいをそのまま伝える本文の再現に努めました。独特の文体の魅力を堪能してください。
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紙の本
江戸時代の中期に書かれた武士道書で、現代語訳で非常に読み易くなっています!
2020/03/17 16:47
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、江戸時代の中頃、佐賀藩士であった山本常朝が語ったものを田代陣基が筆録したと言われている武士道書『葉隠』の現代語訳と注釈を付けて、分かり易く解説した一冊です。講談社学術文庫では、上・中・下と3巻から構成されており、同書はその上巻です。同書は、当時、主流であった山鹿素行などが提唱していた儒学的武士道を「上方風のつけあがりたる武士道」と真っ向から批判しており、忠義は山鹿素行が説くように「これは忠である」と分析できるようなものではなく、行動の中に忠義が含まれているべきで、行動しているときには「死ぐるい(無我夢中)」であるべきだと説いた書でもあります。江戸時代の武士道書をこの機会に読まれては如何でしょうか。