この本ですばらしい守屋先生に出会えたことを感謝
2019/02/25 02:31
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投稿者:TaKIK2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
会社員のご経験もある守屋先生の書かれた中国古典の解説書ははずれがない。孫子の話も守屋先生のご後援を拝聴でき、本当に勉強になりました
自分に活かすための読み方ができる本
2004/07/05 13:35
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投稿者:新井宏征 - この投稿者のレビュー一覧を見る
孫子の兵法とは、今から2500年前の中国・春秋時代に孫武が著わしたと言われている兵法書。いわゆる戦争論となると、孫武に限らず古代中国には様々な書物があるし、クラウゼヴィッツなど、西洋にもたくさんの戦争論がある(らしい)。その中でも最も質が高いと言われるのが、この孫子の兵法。
この守屋さんの本は、その孫子の兵法をわかりやすく解説してくれています。ありがちな著者の思い入れが詰まりまくった、偏った解説書ではなく、原文と共に様々なエピソードを交えながら、とてもわかりやすく孫子の兵法を解説しています。
実際に読んでみると、2500年前に書かれた戦争の本でありながら、現代の、しかも我々の日常にも当てはめることができる智恵がたくさん詰まっていることがわかります。紹介されているエピソードも示唆に富むものばかりですし、歴史が好きな人なら、ついついページをめくる手が速くなってしまうような魅力的なエピソードが満載です。
孫子に限らず、古典を現代のビジネスや日常に生かすための本はたくさん出ています。ただ、なるべくなら一度は原文、あるいは原文に近い文章を読むことで、自分なりにどう日常に生かすことができるのかを考えることができるのではないでしょうか。そういう意味でも、この守屋さんの『孫子の兵法』は、良い意味で癖がなく、しかも平易に書かれているので、孫子の兵法をじっくりと読み込むために最適な一冊でしょう。
久しぶりに失敗した本
2018/11/28 21:19
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投稿者:ぶるうワイハ - この投稿者のレビュー一覧を見る
かの有名な孫氏の兵法を噛み砕いて理解出来ると期待して購入するも、読んでガッカリ。
内容は薄いし、解説は居酒屋で押し付けられる歴史好きのウンチクの域を出ない。
最も読み触りが悪い点は、孫氏の理解がまるで無い日本は愚かしいとした、「戦中の日本軍は~」「それに比べて共産党は素晴らしく」など、
作者の恣意的な日本悪玉論的な意見が強引にこじつけられていて呆れてしまった。
全く戦中の日本に対する擁護など無いが、これでは読み物としてのインテリジェンスに欠けており、読むだけ時間の無駄だった。非常に残念である。
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書評などを読んで期待して購入した書籍でした。格言的な内容を否定するつもりは全くありません。ただ、ナポレオンや石原莞爾などの軍人さんとの思想の違いなどを比較して学びたかった私にとって知りたかったことが少なかっただけです。なので、★二つにしました。
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昨今の風林火山ブーム(?)によって、再び注目を集めている孫子の兵法ですが、もともとの書物の名前が『孫子』、書いたのは「孫武」という人物だそうです。唯一残念なのは、訓読文が載っていないことなのですが、これは古典の本ではないので仕方ないですね。そのかわり、読みやすい解説がセクションごとに付いています。「戦略」という観点から、さまざまな分野に応用できる内容です。本当に古代中国の知には脱帽です。
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とても有名なほんなんですが、始めて読みました。
孫子の兵法を読まなくてもどこかで聞いたことがある戦略の王道もあるし、はじめて知った戦略もありました。
それらが事例付きで解説されています。
事例は、古代中国から第二次世界大戦までの様々な戦争からチョイスしておりわかりやすい。
ビジネスにも生かせそうだと思います。
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現実的、客観的に戦争を考えた「兵法」の訳と、その訳に対する具体例などの説明を加えてわかりやすくした本。もともとは大学の出版物だったようである。
現代にも通じるところがたくさんあって、読んでて感心させられる。また、具体例を通して、様々な戦争と智将の活躍がわかる。
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「孫子」をわかりやすくまとめた本.
現代の私たちの場合について,どう生かせるかについても言及してある.
「孫子」がどんなもんかちょっと知りたいという人にはもちろん,競争世界に身を置いている人にとっても有意義なヒントが得られるかと思います.
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私が小学生のときに、人生で初めて読んだ古人の智慧の書です。
「学校では教えてもらえない”賢い生き方の技術”は古人の知恵の
中にある!」と確信しました。
その後、迷ったときは論語や禅に人生を学ぶようになりました。
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戦わずして勝つことが戦争の最大の
勝利と唱える「孫子の兵法」
分かりやすい文章と
はっきりと言い切った言葉で
現代人のビジネスマンにも大事なことが書かれているよね。
過去の歴史事例を挙げて
兵法を説明してあるのでとても分かりやすかったです。
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この守屋さんの「孫子の兵法」
読みやすかったわ〜
前もビジネスマンの嗜みくらい書いていたから
孫子の兵法の本なんて腐るほどあって
適当にAmazonとかでレビュー読んで良さそうなの
を2〜3年前に購入、著者とタイトルは忘れた。
家帰らないとわかんないからスルーでw
その本は、レビューのわりに古典的表現が
多すぎて理解し兼ねる、時間がかかると思い
途中で断念。
がしかし、この本(守屋氏)の現代語風の
孫子の兵法の例え方と伝えるの上手いことなんの
孫子の兵法を読みたい方は、この知的生き方文庫の
孫子の兵法、著者は、守屋 洋、サブタイトルが
考えぬかれた「人生戦略の書」の読み方…
これでヴァナータも現代社会の強者になれるはず
1回読んだくらいじゃ〜理解した事にならないから
他の孫子の兵法を読んでみるのもありだし、
この本を読むだけでテンションホルモンは
アッパー!アッパーマン!!
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組織の力を発揮するという部分は学ぶ点は多い。
現在の会社の組織として当てはまる部分、無理がある部分あると思うが
一読の価値はある。
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なかなか難しい本だった。本書を読んだだけではなんの役にも立たないということはよくわかった。すなわち、実践しなければ意味がないと。が、実践しようにも戦をするわけにはいかず、現代に置き換えてイメージすることはなかなか大変なことだと思う。残念ながら、著者はそこまで親切ではない。今の自分には得るものは少なかったが、数年後、読み返した時には、また違った感想を得るに違いない。
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孫武が紀元前に書き留めた戦争の兵法を分かり易く紐解く。非常に簡潔に解説されており、少々回りくどい表現が散見されるが、現代のビジネス書としてバイブルに値する一冊。特に人を理解する、から始まり集団を動かす、その方法を理解する書としてお薦めの一冊。
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改めて深い。何度でも読み返したくなる。
常に発見がある。
よく仕事で付き合う人から「あまり意見を衝突させないですよね」と
言われる。
別に人と争うのが嫌だとか、弱気だからとか、そんな事ではなく、
それは孫子の兵法を学んでいるからなのだ。
いつだって「戦わずして勝つ」ほど価値のあるものはない。