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骨牌使いの鏡(下)
著者 五代 ゆう
ハイランドの賢王は病に侵され、刻一刻と死へ近づいていた。〈骨牌(かるた)〉を宿さぬゆえ兄である王を救えぬと悔いる王子ロナー、望まぬ〈骨牌〉を宿したアトリ。国を救うと奔走す...
骨牌使いの鏡(下)
〈骨牌使い〉の鏡 The Kingdom of Arcanum 下 (ハヤカワ文庫 JA)
商品説明
ハイランドの賢王は病に侵され、刻一刻と死へ近づいていた。〈骨牌(かるた)〉を宿さぬゆえ兄である王を救えぬと悔いる王子ロナー、望まぬ〈骨牌〉を宿したアトリ。国を救うと奔走するふたりは、千年の時を超えて隠されてきた〈詞〉の真実を知る。一方、〈異言の王〉は災厄で美しい街々を破壊し、その軍勢は王都を滅ぼさんとすぐそばまで迫っていた――
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紙の本
おはなしを物語ること、それ自体の力
2017/01/21 11:28
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちま - この投稿者のレビュー一覧を見る
大団円のその先を想像することがとても楽しい作品です。
単行本を読んだ当時、ファンタジーというと事実が何も記述されていない絵空事、現実逃避の道具のように
ネガティブな語られ方をすることも多かったと記憶していますがそんなどうしようもない鬱屈を吹き飛ばしてくれる力がこの物語にはありました。
キャラクターを語ることと、世界観や設定を語ることが両立できる感じが自分好みなので読んでいてほんとに楽しいです。