主人公になんてなれない【商業未発表作品つき】（４）

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様々な形のコンプレックス男子が三パターン登場。人物の描き分けは微妙なところだけど、萌えもあるしキャラも立っててちゃんと印象に残る。特に三作目が良かった。本心を言えないからこそ上手くいく、どうしようもないツンデレちゃん。言えないままの方が二人とも幸せのようだから、一件落着。

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個人的にはもう少しこじらせてるぐらいが好みだけど、表題好きだった＾＾ 龍之介の告白で割とあっさり落ちてるのぞむかわいいｗ『コンプレックス・リサイクル』は中途半端に思えてすっきりしなかったけど、『今日、恋人ができました』も好きだった。お風呂！

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表題作ではない同時収録二編についてはシチュエーションBLのようで、続きは！？ ってなりました。長編の一部切り抜きみたいな感覚です。
「今日恋人ができました」の方は受けがひたすらぐるぐる悩んでるのが主軸のようですが、おまけが多少受けに対する攻めの気持ちを補完する役割をしています。これはこれでスッキリした。
「コンプレックス･リサイクル」はやっと同室として仲直りできたくらいで、BL未満ですよね。長い目でみたいお話でした。

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容姿も成績も並、さして特徴も特技もない、そんなごくフツーの高校生な俺。
一方、幼なじみの龍之介は、勉強も運動もできる男前。性格もいいし、当然モテる。
——この格差！おかげで最近、隣にいるのが正直しんどい。
モヤモヤがおさまらず、様子がおかしいと心配してくれた龍之介に
「お前に普通の人間の悩みなんかわかんねーよ」
とやつあたってしまった。
そしたら「じゃあ普通じゃなくしてあげる」って、キスされて押し倒されて…‼︎⁉︎