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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2017/12/22
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • ISBN:978-4-10-132515-6

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一般書

電子書籍

君はこの国を好きか(新潮文庫)

著者 鷺沢萠

わたしはハングルに感電した―。アメリカで出会った友人に影響され、雅美は韓国語に魅せられて、ついに留学を決意する。ところが文化の違いから、いらだちと挫折感を味わうようになっ...

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君はこの国を好きか(新潮文庫)

税込 594 5pt

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君はこの国を好きか (新潮文庫)

税込 482 4pt

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商品説明

わたしはハングルに感電した―。アメリカで出会った友人に影響され、雅美は韓国語に魅せられて、ついに留学を決意する。ところが文化の違いから、いらだちと挫折感を味わうようになって……。東京とソウルを行き来する青春の日々を新しい感性で描く『君はこの国を好きか』に、ふとしたことから、在日であることを自覚させられる男子大学生を主人公にした『ほんとうの夏』を併録。

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みんなのレビュー17件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

国籍に悩む。

2010/07/30 08:59

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る

君はこの国を好きか 鷺沢萌(さぎさわもえ) 新潮文庫

 この作家さんのインタビュー記事を読んだのは5年から7年ぐらい前のことでした。そして、まもなく彼女は亡くなりました。自殺でした。そのようなきざしはまったくなく、突然のことでたいへん驚きました。日頃から、作家とは、自殺と隣り合わせで物を書く仕事だと感じています。
 作者は在日韓国人です。その視点で小説は書かれています。本には小説が2本掲載されています。「ほんとうの夏」そして「君はこの国を好きか」です。
「君はこの国を好きか」
 「君は」は、在日韓国人を指します。「この国は」は大韓民国です。作者は主人公である木山雅美さんになってこの小説に登場します。日本に生まれて、日本で育ったのが在日韓国人3世の雅美さんです。彼女は、韓国へ留学します。在日韓国人、そして韓国で生まれ育った韓国人の大学生たち、さらに韓国人の大学教授、自分の親族、下宿や食べ物屋の人々が登場します。
 人付き合いが濃厚な韓国社会となにかと過ごしやすい日本の生活を比較しながら、韓国人になりきれない、かといって日本人ではないという、心の整理がつかない状態が続いた雅美さんは心も体も不安定になります。彼女のハングル文字に対する興味は強く、ハングルと漢字の関連に熱中したりもします。ふたつの名前をもっていること、選挙権がないこと(韓国の選挙権はあるのだろうか。)などが語られる反面、年齢の上下にこだわる、プライバシーの保護がない窮屈な韓国社会に対する違和感があります。さらに恵まれた日本の大学生と経済的に親に頼ることができない厳しい生活を送っている韓国の大学生をみて、雅美さんは、自分はこれでいいのかと悩むのです。彼女はか弱い。そして若い。
 10代から20代にかけて、対象物(人、場所など)に対する憎しみが愛情に変わる時期があります。不自然なことではありません。彼女の場合は「韓国」あるいは「韓国籍」でした。
 韓国金浦空港へ向かう飛行中の飛行機の中で降ろしてくれと泣き叫ぶパニック状態の雅美さんには困りました。迷惑なおねえちゃんです。拒食症なのでしょうか、彼女は食べたものを吐き続けます。国(国家)は自分を守ってくれない。守ってくれるのは「人」です。ひとりでもいいから慰めてくれる人がそばにいてほしい。

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紙の本

在日韓国人の覚束ない毎日を描く秀作二編。絶版なのが惜しまれる。

2010/01/04 08:28

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yukkiebeer - この投稿者のレビュー一覧を見る


 「ほんとうの夏」と「君はこの国を好きか」の2つの中編を収録。前者は1992年、後者は1997年に発表されました。

 俊之は在日韓国人。そのことを告げずに芳佳とつきあっている。彼女を乗せて運転中に追突事故を起こし、警官に提示しなければならない免許証から自らの国籍を知られることを恐れた彼は、芳佳をじゃけんに遠ざけてしまう。(「ほんとうの夏」)
 在日韓国人の雅美は“母国”に留学する。しかし日本人に比べるとあまりに濃厚な韓国人たちの対人距離感、そして在日僑胞への疎外意識に強い拒否反応を示してしまう。(「君はこの国を好きか」)

 二人の20代の若者は、自分の国籍から来る足元の不安定な揺らぎを常に意識せざるをえません。
 この物語を読む私は、自分では普段決して抱くことのないそうした心もとなく覚束ない思いを主人公たちとともに味わい、めまいを感じるほどでした。

 私もちょうど90年代後半に雅美同様「ハングルに感電した」くちで、かの地の言語を学び、かの地に旅をしたものでした。そしてまた雅美同様、濃度が高い国民性に臆してしまった記憶があります。

 しかし私にとって韓国は「帰国する場所」ではなく、思いのままに距離をとることがかなう国でした。それに対して俊之と雅美にとってそれは抜きがたく自らの体内に組み込まれた存在であり、同時にまた異分子として排除してしまいたいものでもあります。かかえきれない自分を強く意識し続けるこの生活の戸惑いを、鷺沢萠は実に見事に描いてみせます。

 そして、どちらの物語も若い主人公たちは困惑をすべてぬぐいきったわけではないにしろ、ともかく前に一歩踏み出す道を選びます。一夜にして彼らの苦悶が晴れるわけはそもそもありませんが、その場に戸惑いながらとどまることだけはすまいとする彼らの姿に、希望を感じるのです。

 ともに当時、芥川賞候補となっただけのことはある、読者をうならせる作品二編です。

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紙の本

誰も教えてくれなかった

2003/01/31 18:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:jiri - この投稿者のレビュー一覧を見る

「在日」「韓国人」
これらの言葉何はなぜか灰色のイメージを持っている。
韓国という国、そして韓国人に向かう日本人の姿勢がそのままイメージとして言語にこびりついていた。少なくとも、私にはそうだった。

この本を読むまで知らなかった。
他の日本人はひとつの物語すら誰も教えてくれなかった。
在日韓国人と呼ばれる人々がどのように生きどのように感じているかを。
日本にいても韓国にいてもたくさんの葛藤を覚えていることを。

韓国の今。韓国の人たち。そして「在日」の人たちのことを
在日韓国人アミの目を通し、手を伸ばせば触れられるかのように描いている。
作者サギサワの力量が伺える一冊。

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紙の本

最後まで読んで欲しい

2002/04/20 19:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:鴇  - この投稿者のレビュー一覧を見る

鷺沢萠氏は恋愛小説の旗手、なんてよく言われている。それが在日をテーマにした作品であろうと、ラブストーリーーであろうと、私はある一貫する雰囲気を感じる。それは一言で言えば。暗さとでも言うべきものなのだが…何といったらいいのだろう。

例えばこの物語の場合。
在日韓国人3世の雅美、韓国籍でありながら母国が喋れない。日本に住みながらも日本人ではない。そのことに違和感を感じていた雅美は、アメリカ留学中に出会った韓国人女性の言葉により母国でハングル語を学ぼうと決意する。でも、そこに待っていたのは異文化に対応できない自分だった…。

そう、異文化の中にいる自分。その他者であることの哀れみや悲しみというようなものを、このひとは人間の内側から見事に描写すると思う。そして、ラストには感動。

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2006/10/11 00:47

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2009/07/30 22:18

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2010/05/25 22:17

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2011/05/12 20:20

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2012/03/15 18:31

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2012/08/14 18:39

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2013/08/24 14:55

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2015/04/13 21:54

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2016/11/20 23:08

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2018/03/14 22:27

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2018/01/15 16:10

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