複素関数論の基礎
著者 山本直樹
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複素関数論の基礎
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商品説明
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
読者と共に複素関数論を一からつくり上げる気持ちで執筆された、新しいタイプの入門書。複素関数論は実関数論の拡張であることを踏まえ、実関数について復習する章を設け、さらに、各章の冒頭に章全体のストーリーを記したことで、「これから何を学ぶのか」「どのように話を進めていくのか」が把握できるようになっている。
また、定義の動機や概念の本質的意味などの解説に重点を置き、「なぜそのように考えるのか」「なぜそのようなことを考えるのか」ということが、明確に説明されている。
目次
- 0.複素関数論のための実関数論
- 1.複素数とは何か
- 2.複素関数
- 3.複素関数の微分
- 4.複素関数の積分
- 5.級数展開と留数
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わかりやすい本
2022/11/20 17:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:大連とうもろこし - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は、何を学ぶのか、複素関数を学ぶ目的を最初に書いているので、勉強する側にとっても、方向性がわかるため勉強しやすい。
そして数学書にありがちな「行間を読め」がないため、躓く事なく、前に進める。
最初の所に複素関数の場合、微分は接線を求めるのではない。積分は特徴量を求める事と書いているので、実関数とは違った世界になるのが読み取れる。
初学者が学びやすくする工夫がされている素晴らしい本だった。