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下町俳句お弁当処 芭蕉庵のおもてなし
著者 著者:五十嵐 雄策
俳句とお弁当。この二つは一見何の関わりもないものに思えるけれど、共通点がある。それはどちらも人の心に寄り添ってくれるということ。辛い時にはその人をなぐさめるように、楽しい...
下町俳句お弁当処 芭蕉庵のおもてなし
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芭蕉庵のおもてなし 下町俳句お弁当処 (メディアワークス文庫)
商品説明
俳句とお弁当。この二つは一見何の関わりもないものに思えるけれど、共通点がある。それはどちらも人の心に寄り添ってくれるということ。辛い時にはその人をなぐさめるように、楽しい時にはその人を祝うかのように、そっと傍らに在ってくれる――。社内恋愛騒動に巻き込まれ、傷心の三崎佳奈が東京深川でふらりと立ち寄ったのは、細い路地の奥にある小さなお弁当処、『芭蕉庵』。心に寄り添った、美しい俳句と美味しいお弁当を提供してくれるこのお店には、今日も俳句をたしなむ町の人々が集まってくる。心を癒す詠み人の集いに、あなたも触れてみませんか?
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紙の本
俳句とお弁当のお話
2020/02/13 23:42
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投稿者:うれい - この投稿者のレビュー一覧を見る
俳句とお弁当のお話。社内の泥沼恋愛騒動に巻き込まれ傷心の三崎は、香ばしい匂いに惹かれ弁当処、芭蕉庵に迷い込む。そこは俳人芭蕉をこよなく愛する人々の憩いの場――芭蕉さん、というあだ名の青年をはじめ、彼を慕い俳句をたしなむ町の人々が集う。物語としては大きな起伏もなく穏やかに時が流れていくが、これは深夜に読むとお腹が空く。芭蕉さんの作る弁当の描写がとにかく繊細で読者の腹に訴えかけてくるのである笑 料理の描写も細かく、作者自身も日ごろから自炊しているのかな、と感じさせる。お腹が空いてる時に読んではいけない。