電子書籍
本当に
2020/09/11 07:19
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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
本が売れない話をしていて、驚いた。題名だけで中身はライトなエッセイだと勝手に思っていたから。
しかし、私は本好きですよ!
しかも紙書籍。だから、今後も頑張ってほしい。
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投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
あー、本売れないのかぁ。残念な気持ちもありますが電子書籍や、図書館の利用など、本の人気は衰えていません。
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本を買わない派の私は図書館で借りてしまいました。ごめんなさい。
その代わり、本に関わる仕事をしているので、面白い本をどんどん勧めていこうと思います。
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そうなのよ。売れないのよ。あなたの本ばかりじゃないのよ。しかも初版1万部って結構かなりだいぶ多いロットだわよ。そりゃゲラ読んだら褒めどころ探して何としてでも褒めるわよ。それが書店員の芸なのよ。だてにPOP描いて食ってるわけじゃないのよ。
沈みっぱなしの業界でちょこっとだけ浮かんでいる人たちにそのコツを訊いていくわけだけど、哀しいかな彼らも相対的に浮かんでいるだけなのであまり役には立たないかなあ…。でもやらないよりはやった方が建設的ではある。
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【No.279】「出版界の最下層で何もせず踏み潰されているわけにもいかないのだ。今いる最下層の地位だって、ここまでくるのにずいぶんのいろんなものを犠牲にしてきた。時間とかお金とか、安定した生活とか、みんなと同じことをしている安心感とか、親孝行とか」「最早、何がラノベで何がラノベでないのか、何が文芸で何が文芸でないのか。作る側も読む側も、はっきりと区別できない」「SNSはかけ算には有効なんです。例えばすでに有名な人が、商品をPRするときとかですね。でも、あくまでSNSはコミュニケーションですから。見せたい情報も時間の経過とともに流れていってしまう。情報をしっかり貯めていけるWebサイトは持っておいた方がいいです」「自分の思う<いい>とか<面白い>を信じて、丁寧に根気強くやっていけ」
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新文化に紹介記事あり。
本書が出来たきっかけhttp://nukaga-mio.work/kikkake(著者blog)
180410読了。かなり読みやすった。Webコンサルタントの話が実用的で知らないことが多かった。
原田左官工業のホームページ。普通の左官屋だけどめちゃくちゃアクセス数がある。ブログを頻繁に更新してるから。主に左官の技法を画像付きで投稿。オリジナルな文章で専門性が高い。他のサイトからコピペしてちょっといじったような文章は検索エンジンがすぐに見抜いて内容のないページと判断する。
公式サイトを作ることが大事。SNSだと検索エンジンに引っかかりにくいしすぐに流れていってしまう。きちんとしたWebサイトは情報を貯めておける。良質なコンテンツは面白い文章をオリジナルで作れるかどうか。検索エンジンに評価してもらえるコンテンツを作り、サイトに訪れる人を増やすというのはサイトを育てるということ。サイトを育てるとはファンを育てるのと同じ。
サーバーを借り、wordpressをインストールして独自ドメインを取得する。
本にかかわる人の交流会
新潮文庫nexは表紙が5色刷り(4色+蛍光ピンク)
正直表紙は失敗してると思う。本屋の中で場所を検索して棚まで特定したのに平積みされてる本書に気が付かなかった。やっぱりタイトルが読みにくくて目が滑ってしまう。隣に山田詠美の吉祥寺デイズ(イラスト表紙が被っている)と内田洋子のモンテレッジォ小さな村の旅する本屋(タイトルの配置とフォントが似てる)が並んでたからかタイトルが目に入ってこなかった。あれ、ここの棚にあるはずなのに置いてないじゃんとスルーしそうになった。
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言っているほど読まれてはない人ではないですね
良い感じに人気はありそう。
なんだかんだ言っても紙媒体の本がなくなるとは思えない。もっと言えばこれだけ情熱的に本を作っているのに何故読者が離れていくのか分からない。
結局、楽ばかりする読者となんとか売ろうとする側との温度差が大きいんだね。
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小説かと思ったらガチで本を売るためにどうしたらいいかを取材した本だった。映像化しても売れない本もあるって悲しい…。
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お仕事小説かと思いきやエッセイだった。
普段エッセイは読まないんだけど、
作家本人が主人公の小説のような感覚で楽しめた。
本が売れる為に大切なことも大変さもよく伝わって来た。
私は本が好きなので、やっぱり出版業界には元気になって欲しい。
額賀さんの作品はデビュー2作が良くて
1作品以外全て読んでいるけど
最近ヒットがなかったから、
この取材を経た後の新作に期待!
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本や本屋の現状を、作家の側から語る本はなかなかないかも。
取材で得た対策を実際の本に反映させているのも面白い。
オペラピンクと文字とイラストが交錯する表紙は目を引くが、
決してどぎつい感じはないのが面白い。
公式サイトを作るくだりは参考になる。
会う方たちがとても前向きで軽やかでもあり、
情熱を持っているのが良かったな。
今まで読んだ他の本の中で見聞きしたことのある方々の、
砕けた明るさが見えて、印象も変わった。
巻末の小説、私は普段あまりこういうものを読まないのでアレですが、
人物のキャラクターやそれぞれの関係が
徐々に広がり見えていく展開は気持ちがいいと感じた。
売れる本を作るのにショートカットする道はなく、
ただ面白いもののために力を尽くすことが大前提。
そこに係わる人たちが、いろいろな面からそれを支えている。
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平成生まれゆとり作家の戦いはこれからだ!
額賀澪という人は、大変面白い人だと思った。「本が売れない」時代に作家として生きていくのは難しい。でも、著者はあがく。書くことが好きなのだと思う。作家としてどうにか生きていきたい。「作家」に資格はないので、名乗るだけなら誰でも作家になれる。しかし、著者は自分の書いている物語を届けたいのだ。本が売れなければ生活できない。それ以上に、著者のエネルギーを感じる。そして、いろいろ考えたり、協力を募ったり、型破りなことをしてみたり、そういうチャレンジの中に、あまり悲壮感がないことを、平成生まれのゆとり世代、なのかな、と同世代的に思う。
作家と二人三脚で作品を生み出す編集者。作品を読者に届けるだけでなく目利きの役も担う書店員。宣伝という目で見れば大きなヒントがあるWebデザイナー。売れると言えばメディアミックスの時代でプロデューサー。視覚からの作品との出会いを演出するブックデザイナー。インタビューで語られることに、自分の仕事へのヒントも得られる。そして、何よりも、楽しく仕事をしたい、という情熱。これもしっくりくるものだった。
本が売れないことに対しては、決して著者一人の戦いではない。たくさんの人が様々な方策を練って、戦っているのだろう。でもその戦いは、必死ではあるけれど、この表紙のように、どこか楽しさを感じるものだ。好きなものを知らせたい、共有したい、という楽しさ。
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ルポです、
本を売るために必死です。
でも、結論は最初から分かっていたのです。
面白かったら売れるのだと。
私は小説は9割図書館派なので申し訳なく思います。
「ゆとり世代」の活躍は
「ゆとり世代」の母ちゃんの喜びでもあります。
頑張ってほしい。
巻末に新刊の1章が掲載されてました。
ドドンと太っ腹に掲載ってことだったようですが
私はこういうのはあまり。。です。
ええーそうなの?どうなの?的なPOPのような、
読メの皆さんのレビューのほうが、
手にとろうかと思ってしまうタイプです。
表紙は大事ですね、
時代をあらわす感じもあって面白いです。
イラストレーターの中村佑介さんも
以前、自分のイラストが絶妙なデザインで
本の表紙になるのはとても気持ちがいいと仰ってました。
私はイラストを描く人が文字も自分で入れるのかと思っていたので
驚きました。
デザイナーってすごいんだ。
世の中にはいろんな仕事があるのですね。
そして、これだけ手間がかかっていれば
本は高くなりますね。
もどかしい。。
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あの爽やかで切ない青春小説を次々と描きだしている「作家額賀澪」さんとは違う、リアル額賀さんの魅力を私は知っている、と思っていたけれど、いや、まだまだ甘かった。
自らを「糞ゆとり作家」と呼び、同時期にデビューした今を時めく人気作家に「お腹を壊せ」と呪をかけちゃうような、そんな方だったとは!!いやぁ、大好きな『ヒトリコ』や『君はレフティ』を次に読み返すときにはきっと額賀さんの「ニヤリ」とした黒い笑顔がちらついてしまうだろうな。
あ、でもどの小説にも爽やかなだけではないどろりとした「毒」のようなものがちらちらしていたっけ。そうかそうか。あの毒の正体が「額賀澪」の素顔だったのか。なるほどな。
これは額賀澪の本当の魅力が味わえるのはもちろんだけど、それ以上に一冊の本が店に並ぶまでにどれだけの人の手がかかわっているかがよくわかる。本を作りたい人、そして毒を吐く額賀澪を楽しみたい人におすすめ。
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平成生まれのゆとり世代作家が本を売るために右往左往する話、と自虐的に始まる取材記。
小説家にはなったが、厳しい出版事情と競争の中でどう生き残るのか。模索しもがく様が、大変そうではあるが、ユーモラスでもある。キャラ立ちとでも言うか。
編集者として名高い三木一馬氏を始め、書店員、WEBコンサル、映像P、装幀家と、様々な視点から現状課題と「本を売る」手段が語られる。面白いのはその取材を作家自身がしていることかもしれない。もちろん正解はないのだが、辿り着いたところが、作家の原点と言えるのも面白い。
巻末付録で、他の出版社から出る著者の次作がまるまる1章載ってた。未校正部分もあるとのことで確かに文体の粗さは散見されたが、中身は面白く、最初の章にカタルシスを入れたのも上手い。これは読みたくなるなー。
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川谷康久さん、Mdn、新潮文庫nex、特色ピンク、知りませんでした(^^;
本の世界、知ってるつもりは一部であって
ホントいろんな切り口があるなぁ
・面白い小説は、キャラクター
・検索エンジンが高評価をするのは、オリジナルの文章で専門性の高いコンテンツ
額賀さん、自分のキャラをこんなに出しちゃって大丈夫ですか?
親しみが増していいこともあるかも?かな