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わたしの 「もったいない語」辞典
著者 中央公論新社 編
「銀幕」「ペーペー」「Gジャン」「アンドロイド」「達者で」――など「あまり聞くことのなくなってきた“もったいない”言葉」を、自身の体験談とともに厳選。作家・文学者・俳人な...
わたしの 「もったいない語」辞典
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わたしの「もったいない語」辞典 (中公文庫)
商品説明
「銀幕」「ペーペー」「Gジャン」「アンドロイド」「達者で」――など「あまり聞くことのなくなってきた“もったいない”言葉」を、自身の体験談とともに厳選。作家・文学者・俳人など言葉のプロ150人が選んだ言葉に込められた想いに、共感するもよし、新たな発見を見出すもよし。どこから読んでも楽しいエッセイ集。
<“もったいない語”の例>
「朝ぼらけ」……横文字にはない感覚(逢坂剛)
「恐れ入ります」……礼を失しない交渉術(岸本葉子)
「光栄です」……謙虚な姿勢を表現(佐藤智恵)
「シャレ」……=「親父ギャグ」にあらず(南伸坊)
「せどり」……知識と経験で転売 今は昔(北原尚彦)
「底力」……爆発させれば夢は叶う(市川染五郎)
「到来」……はるか遠くの美味しさ(小川洋子)
「鳴かぬなら…」……嘘もおもしろい(阿刀田高)
「ハンサム」……立ち居振る舞いも問われた(プチ鹿島)
「一っ走り」……自然で粋で頼もしい(福原義春)
「フィルム」……栄華極めた絶滅危惧種(手塚眞)
「まあ大変」……大事装った趣深い造語(泉麻人)
「万年筆」……書き癖に染めて楽しく(高野史緒)
「民芸」……「嬉々」が包み込む風景(ねじめ正一)
「利休鼠」……感性豊か 和の色名(里中満智子)
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紙の本
日本語の素晴らしさを認識するとともに、古き良き時代の思い出がよみがえる一冊です!
2020/09/01 08:57
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、日本語の中でもあまり使わなくなった言い回しの言葉が集められており、その言葉について、言葉のプロとも言われる作家、文学者、俳人などの方々が、ご自身の体験談とともにその言葉の意味や想いを綴られた書です。同書を読むことで、日本語のすばらしさを実感するとともに、古きよき時代の思い出などが蘇ってきます。同書に収録された言葉とそれに対する想いとして、例えば、「朝ぼらけ」ですと、横文字にはない感覚(逢坂剛氏)、「恐れ入ります」は、礼を失しない交渉術(岸本葉子氏)、「光栄です」では、謙虚な姿勢を表現(佐藤智恵氏)「シャレ」は、「親父ギャグ」にあらず(南伸坊氏)などととなっており、その他、「せどり」、「底力」、「到来」、「鳴かぬなら…」、「ハンサム」、「一っ走り」、「フィルム」などの言葉が収録されています。