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異妖新篇 岡本綺堂読物集六
著者 岡本綺堂 著
鷲を親だという娘「鷲」、河獺に嫉妬された漁師「深川の老漁夫」、そして美しい白い肌の少女に懸想した「くろん坊」という山の妖怪と安易な口約束が招いた悲劇――。近代化がすすむ日...
異妖新篇 岡本綺堂読物集六
異妖新篇 (中公文庫 岡本綺堂読物集)
商品説明
鷲を親だという娘「鷲」、河獺に嫉妬された漁師「深川の老漁夫」、そして美しい白い肌の少女に懸想した「くろん坊」という山の妖怪と安易な口約束が招いた悲劇――。近代化がすすむ日本の暗闇にとりのこされた生き物や道具を媒介に、異界と交わるものたちを描いた「近代異妖篇」の続篇。〈解説〉千葉俊二
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紙の本
明治から昭和初期に活躍された岡本綺堂氏の巧妙な語り口で楽しめる妖異譚です!
2020/08/11 10:48
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、明治から昭和初期に活躍され、『半七捕物帳』、『修禅寺物語』、『鳥辺山心中』、『番町皿屋敷』、『三浦老人昔話』などの名作を残された岡本綺堂氏の作品です。同書は、鷲を親だという娘「鷲」、鰻に人生を狂わされた「鰻に呪われた男」、河獺に嫉妬された漁師「深川の老漁夫」、そして美しい白い肌の少女に懸想した「くろん坊」という山の妖怪と安易な口約束が招いた様々な悲劇を収録した作品集です。その他にも蟹や狢など、近代化がすすむ日本の暗闇にとりのこされた生き物や道具を媒介に、異界と交わるものたちを描いた妖異譚を、名人綺堂氏の語り口でたっぷりとお届けする一冊です。