読割 50
電子書籍
刑事マルティン・ベック 消えた消防車
著者 著者:マイ・シューヴァル , 著者:ペール・ヴァールー , 訳者:柳沢 由実子
ラーソン警部の目の前で、監視中のアパートが爆発した。猛火に襲われた人々を救うべく奮闘するも虚しく、建物は焼け落ちた。焼死者の中にはある事件の容疑者が。出動したはずの消防車...
刑事マルティン・ベック 消えた消防車
消えた消防車 (角川文庫 刑事マルティン・ベック)
商品説明
ラーソン警部の目の前で、監視中のアパートが爆発した。猛火に襲われた人々を救うべく奮闘するも虚しく、建物は焼け落ちた。焼死者の中にはある事件の容疑者が。出動したはずの消防車はなぜこなかったのか?
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紙の本
KADOKAWA、許すまじ!
2018/05/03 04:21
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る
“スウェーデン語からの一次訳による<マルティン・ベックシリーズ>完訳プロジェクト”、第5弾。シリーズの順番的にも正しく5作目です(シリーズは全部で十作)。
それまではなんとないけ好かない雰囲気(マイペースすぎるというかデリカシーがないというか)を漂わせていたグンヴァルト・ラーソンが大活躍で、マルティン・ベックの捜査班のチーム力が高まってくる重要なエピソード。ここから、更に重い題材を扱う後半5作の畳みかけが始まっていくのですよ。
なのに!、訳者あとがきには「残念なことに、この度、このシリーズの新訳は今回の第五作『消えた消防車』で終了することに決まった。」という衝撃のコメント(お詫びもされているが、そこは柳沢由実子さんが謝る筋ではないと思う)。
解説でも「どうか、続刊を求める声を上げて戴きたい」という異例の事態。
角川の担当者、出てこい!!
進行中のシリーズで、売り上げが低迷しているので・・・というなら事情はわかる(それは正直、よくある話だ)。しかしこれは最初から全十作と決まっているのだし、現在も続く北欧ミステリブームの原点であり古典なのだ。特に10作目『テロリスト』(旧題)で扱われた首相暗殺事件(元ネタは事実)は他の様々な作品にも引用されているし、そもそも警察小説のひな型だと言っていい作品群なのだ。
それなのに・・・。
できないんだったら、期待を持たせて始めるなよ! ドル箱のドン・ウィンズロウも手放して、海外文学に力を入れる気がないのなら版権とるな! あー、腹立つ。
だから、角川書店(今はKADOKAWA?)は早いとこ版権を東京創元社に譲渡すればよかったのだ。
あー、すごく腹立つ!!
内容はとてもいいだけに・・・カドカワ、許さん!
紙の本
打ち切りですか……
2018/09/30 17:39
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:J・P・フリーマン - この投稿者のレビュー一覧を見る
火事の現場での救援活動で獅子奮迅の活躍をしたラーソンの署内の評価が低いことに違和感がありました。ラーソンをこき下ろしたり、新人をいびるコルベルってこんな奴だったけ? 主人公であるベックは今回はあまり活躍せず、刑事たちの活躍が均等に描かれています。しかし、これでシリーズ終了とはもったいない。
電子書籍
シリーズ打ち切りだったんですね。
2022/08/08 21:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ラッキーピッグ - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎回楽しみにしていたのに、なかなか次が出ないと思っていたら、他の方のレビューを読んで、今知りました。残念です。