商品説明
西南戦争前夜。沖田総司の甥で、天然理心流の遣い手である沖田芳次郎は、西郷の身を案じた旧庄内藩の家老たちから彼の護衛を命じられる。卓越した剣の腕を振るう芳次郎だったが、西郷と過ごすうち、武力に勝る強さがあることを知る――。青年剣士の成長と挫折を描き、戦いの果てにある「武士の本懐」に迫る感動の時代長篇。
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紙の本
何故庄内で西郷隆盛の語録が編まれたか。
2020/02/21 16:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作『新徴組』は沖田総司の義兄沖田林太郎が主役だった。今回は林太郎の息子で、総司の甥芳次郎が主役であり、時代は明治に入っている。戊辰戦争で壊滅的な打撃を受けた会津若松藩と違い、西郷隆盛と相対した庄内藩は無敗のままの降伏、敵ながら天晴れの温情を受けた。
その恩を忘れず交誼を続け、征韓論に敗れ、鹿児島に戻った西郷に元庄内藩士たちは味方であろうとする。
維新後、武士の居場所が無くなり、不満分子が反乱を起こしていた。
芳次郎は庄内藩の元家老の、その死後は西郷の護衛を務める。武士が必要とされなくなった時代に生きる武士たちの人生がある。
作者の出身地、庄内地方を絡めての西南戦争。
紙の本
うーんどうかな
2018/05/16 16:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ガンダム - この投稿者のレビュー一覧を見る
西郷ものではちょっとながく感じる流れで、「走狗」の方がおもしろかったような。
少し重たすぎる感じもしましたし、展開におもしろみがあまりなかったような。