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電子書籍
巨悪
著者 伊兼 源太郎
「巨悪はいつも、身のまわりにひそんでいる」東京地検特捜部の検事・中澤源吾と特捜部機動捜査班の事務官・城島毅。高校時代野球部のダブルエースだった二人は、ある事件をきっかけに...
巨悪
巨悪
商品説明
「巨悪はいつも、身のまわりにひそんでいる」東京地検特捜部の検事・中澤源吾と特捜部機動捜査班の事務官・城島毅。高校時代野球部のダブルエースだった二人は、ある事件をきっかけに「検察」の道を選ぶ。二人の前に立ちはだかる、政治家、企業、秘密機関――そして「消えた二兆円」。真相に辿り着く過程で明らかになる現代の「巨悪」の正体とは。東京地検特捜部を舞台にした渾身の検察ミステリー巨編。
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「巨悪」かな?
2020/07/24 11:27
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投稿者:ハマさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
同じ著者の『地検のS』が意外と面白かったので、ほかの作品も読もうかなと。調べたら本作をすでに購入していましたので、読んでみました。
日本のミステリーを多読しているわけではありませんので、よくは知りませんが、検事ものというのは、珍しいのでは?
本作は正義感あふれる検事が巨悪を追い詰めるというストーリーです。主人公の検事だけではなく、その同級生の事務官や先輩の美人女性検事やら、特捜部長やら、検事局のお仕事なんか、なかなか一般人の知らないことが出てきて、それも面白いといえば、面白いです。
ただ、「巨悪」の「悪」ぶりがあまり描き切れていないのではないかとおもわれ、「どの辺が巨悪なの?」と思ったりしたのは私だけでしょうか。
主人公の葛藤も少し描かれますが、コナリーのボッシュ刑事みたい、”違法なことをしても悪を暴く”みたいなところが強調されないのは、お国柄の違いでしょうか。
「地検のS」の方が面白かったので、★★★(損はなし)にしました。