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クルマを捨ててこそ地方は甦る
著者 藤井聡
「私の町ではクルマが必需品」は勘違い! 気がついた都市は、もう変わり始めている。日本人のほとんどが、田舎ではクルマなしには生きていけないと考えている。ゆえに、日本の地方都...
クルマを捨ててこそ地方は甦る
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クルマを捨ててこそ地方は甦る (PHP新書)
商品説明
「私の町ではクルマが必需品」は勘違い! 気がついた都市は、もう変わり始めている。日本人のほとんどが、田舎ではクルマなしには生きていけないと考えている。ゆえに、日本の地方都市は「クルマ」が前提になってできあがっている。しかし、今、地方が「疲弊」している最大の原因は、まさにこの、地方社会が「クルマに依存しきっている」という点にある、という「真実」は、ほとんど知られていない。本書では、そうした「クルマ依存」がもたらす弊害を理論的に明らかにした上で、富山市のLRT(ライト・レイル・トランジット)導入を中心とした「交通まちづくり」の例や、川越の歩行者天国、京都市の「歩くまち京都」の取り組み事例など多数の事例を参考に、「脱クルマ」を通して地方を活性化していく驚くべき手法を紹介する。 【目次より】●第1章 道からクルマを追い出せば、人が溢れる ●第2章 クルマが地方を衰退させた ●第3章 クルマを締め出しても、混乱しない ●第4章 「道」にLRTをつくって、地方を活性化する ●第5章 「クルマ利用は、ほどほどに。」――マーケティングの巨大な力 ●終章 クルマと「賢く」つきあうために
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個人目線ではなく、地方自治の目線で考察されている
2020/01/01 10:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:akihiro - この投稿者のレビュー一覧を見る
近年は地域おこし協力隊やUターン推進などの動きも多いが、地方移住を検討している身として話を聞きに行くと「車は必須」という意見が圧倒的に多いです。
しかし本書を読むと、「車が必須」というのは現状を受け入れて生活する住民個人の感覚であって、まちづくりに携わる立場の人が「車が必須」を前提としてしまうと危ういなと思いました。
車需要と交通インフラ不足の因果関係を逆に捉えると、まちづくりの政策は180度変わりそうですね。
紙の本
数ページでまとまる内容
2018/04/05 09:36
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kajo - この投稿者のレビュー一覧を見る
何度も何度も繰り返し「クルマが悪い」と述べ、そう結論を導き出すまでの考察が雑で強引。
たとえば車を使用する国と医療費の相関関係も、食生活や風習や地域の人の体質などを全く加味せずに車と関連づけたりと、とにかく甘い。
どの章でもほぼ同じ事が述べられており、まとめれば数ページで終わる内容。
車が悪いという視点に興味を持って買っただけに、非常に残念。