P+D BOOKS プレオー8の夜明け
著者 古山高麗雄
兵士の日常を描いた芥川賞受賞の戦争文学。第2次大戦後、戦犯容疑でサイゴン刑務所に抑留された日本兵の鬱屈した日々をユーモア交えて描いた第63回芥川賞受賞作「プレオー8の夜明...
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商品説明
兵士の日常を描いた芥川賞受賞の戦争文学。
第2次大戦後、戦犯容疑でサイゴン刑務所に抑留された日本兵の鬱屈した日々をユーモア交えて描いた第63回芥川賞受賞作「プレオー8の夜明け」。
他に筆者処女作「墓地で」から、晩年の名品「セミの追憶」(第21回川端康成文学賞作品)まで、戦争の記憶をつむぐ短編16作を収録。
戦後すでに70年を超え、戦下の記憶は風化するにまかされる。30年にわたる筆者の貴重な営みを通じ、名もなき兵士たちは、何を考え死んでゆき、生き残った者たちは何を思うのか――今改めてその意味を問いかける、珠玉の“戦争文学短編集”。
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欠かせない戦争文学
2018/12/21 23:22
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投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の戦争文学は、基本的に著者自身の経験した戦争体験によるため、同じ戦争を取り扱っていても、書き手によってまったく異なってくる。著名な作家や文学史において欠かせない作家など何人もいるが、古山高麗雄は定期的に読みたくなる作家。同じ事件を複数の作品で取り上げることもあるが、それも面白い。