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日本近代科学史
著者 村上 陽一郎
鉄砲伝来、江戸期の蘭学、洋学、明治期以降のダーウィニズム、太平洋戦争の軍事科学から高度成長期へーー。西欧科学を受け容れ、科学的思考を吸収しながら、日本人はいかに変わってい...
日本近代科学史
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日本近代科学史 (講談社学術文庫)
商品説明
鉄砲伝来、江戸期の蘭学、洋学、明治期以降のダーウィニズム、太平洋戦争の軍事科学から高度成長期へーー。西欧科学を受け容れ、科学的思考を吸収しながら、日本人はいかに変わっていったのか? 科学史研究の第一人者、村上陽一郎の初の単著『日本近代科学の歩み』(三省堂選書 1968年刊を、改題、文庫化。
目次
- 西欧の科学・技術
- 西欧科学接触以前の日本の「科学的」状況
- キリシタン期の西欧科学技術との接触
- 蘭学期における西欧科学の影響
- 幕末期の西欧科学
- 明治期以後の日本と西欧科学
- 日本文化と西欧科学
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紙の本
日本がどのように西洋の科学を受容したのか、その歴史を丁寧に辿った一冊です!
2020/03/06 10:33
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、明治維新から昭和にかけて、急速な発展を遂げ科学立国となった日本が、その歴史において、西洋で生まれた科学をどのように受容していったのかを詳細にかつ丁寧に描いた比較科学思想史の一冊です。同書には、近代日本の科学を牽引した伊能忠敬、杉田玄白、佐久間象山、北里柴三郎、長岡半太郎などの人物が登場し、彼らの科学の受容態度やそれについての考え方が生き生きと描かれています。内容は、「第1章 西欧の科学・技術」、「第2章 西欧科学接触以前の日本の科学的状況」、「第3章 キリシタン期の西欧科学技術との接触」、「第4章 蘭学期における西欧科学の影響」、「第5章 幕末期の西欧科学」、「第6章 明治期以後の日本と西欧科学」、「第7章 日本文化と西欧科学」となっており、とっても今日深いものです。