1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:bunbun - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルが答えwww
これ以上はネタバレになるけど。
一気にひっくり返されちゃうから二回読むと面白いよ。
紙の本
まさかの展開に唖然
2018/10/04 12:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つきたまご - この投稿者のレビュー一覧を見る
前々から気になりつつも、読んでいなかった本作。文庫版がリニューアル(?)ということで、購入。
正直、本の紹介とプロローグまでの時点で、「そして誰もいなくなった」「密室」「巨大建造物」「きょうだい出てくる系」「理系っぽい引用」と、他にもまだありますが、ミステリあるあるを詰め込みすぎでは!?大丈夫!?と思いつつも読み始めました。
にもかかわらず、予想外の展開でした!というか、最初、意味がわからなすぎて、読み返しました。作者の頭の良さに、私の頭がついて行かなかったパターンです(笑)
しかしながら、私の中では、かなりのお気に入りにランクインです。
投稿元:
レビューを見る
アンカレッジに造られた極秘の観測所。そこに観測目的で訪れた6人。内部で起こる殺人。
まさに森博嗣ワールド。薄々オチに気が付くものの最期の手記で解らなくなり、さらにエピローグで解らなくなる。最初のオチでも十分ミステリなのに重ねてサイコのオチには驚き読み返すが納得出来ない部分もあった。
投稿元:
レビューを見る
もしかして昔読んだっけって思うことがしばしば。森さんの作品って異なる出版社からあたかも新刊のように出てるから。
今回もそんな気がしてたけど、ただどんな結末か覚えてない上に、犯人が謎すぎて結局ラストまで一気読み。
そしてまた、いい意味で裏切られるというか、すっごくうまい感じに丸め込まれたというか、そりゃわかんないよーという展開。
でも、そんな森さん、嫌いになれないんだよな。
投稿元:
レビューを見る
理数系ミステリー作家による長編。巨大な核シェルターという密室で起こる不可解な連続殺人。読み進めても全く解けない謎。二転三転する展開に驚愕。やっぱり森博嗣スゲー!となること間違いなしの傑作でした。
個人的には、最後のオチが蛇足に思えたけど、随所に散りばめられた理数的思考の数々を理解出来たら、スッと受け入れられたのかな…?
【ネタバレ追記】
そうか!
作中の勅使河原潤は、橋を建てて破壊した。
自分の知識、財産で作ったものを、自分の手で壊して何が悪いのか、と。新しい技術者が台頭してきた方が有益じゃないかと。
あの結末も、森博嗣自身による破壊行為だったのでは。「綺麗に着地した物語」を破壊することそれ自体を狙っていたのか!!!!!
つまり、あれは森博嗣から若手ミステリィ作家への挑発だったんだ!
ガーーーーーーーーーーン!!!!!!!
すげえ!!!!!!!!!
投稿元:
レビューを見る
ある種のミステリィという世界へのアンチテーゼなのだろうな,とは思う一方で,ミステリィの可能性を広げようとした実験作とも感じる.本格モノに対する皮肉なのかも知れない.
投稿元:
レビューを見る
最初から多重人格と疑ってたが、まさかそこまでどは思わなかった。書き方とかは四季・春に似てたような感じ。そしてやはり先生の殺人に動機とかどうでもいいのか。。。
投稿元:
レビューを見る
ついつい寝ずに読んでしまう作品です。
続きが気になっちゃって夜な夜な最後まで読み進めて、結局、分からず、再読したり、検索したりと時間のかかる作品です。
で、結局、自分の中ではこの結論にしよう。その方がみんなが幸せだしね。と着地させるような作品です。
いくつかの解釈が残り、明確な一つの答えが提示されませんが、そこが良いです。余韻を楽しみつつ、いろいろと妄想を膨らませられる良い本でございました。
投稿元:
レビューを見る
巨大な極秘コンクリート建造物。
訳あり男女の視線がそれぞれ映すもの。
本格ミステリらしい稚気にも富み、著者らしい余白も充分。
得られる情報が多い故に深みに嵌るし、状況がシンプルになればなるほど、それを覆す強烈な裏切りを期待してしまう。淫したなあ。
閉鎖状況がとてもスリリングに楽しめたのは森博嗣の文章力の為せる技なのか
ノンシリーズならではの、探偵役が要らない強みみたいなものなのか。
投稿元:
レビューを見る
内容がトリッキーすぎて訳が分からなくなった。
文章は非常に読みやすく、500ページがあっというまに終わる。
当然設定も話の展開も面白い。
一体どんな結末になるのか気になってどんどん読んでしまう。
ただ宮原視点になった瞬間世界が一転するので、ものすごい勢いで置いてかれたなあと。
でもこれはこれで良い。
独特な世界観のある作品。
投稿元:
レビューを見る
1度読んでいたっぽいけど、忘れてまた買ってしまいました…。
ただ、結末とかは全く覚えてなかったので、結局最後まで楽しく読めてしまいましたが(笑)
中々どんでん返しからの、どんでん返しの様な結末ですが、最後は個人的には何か納得いかない感じでした。
トリックは相変わらず面白い。
投稿元:
レビューを見る
この作者の、他にはない、ゆっくりと崩壊していく感覚と、殺人を単なる事象にしか感じられない現実味のなさが好き。まさかの2段オチで楽しめた。
登場人物はあまりすきにはなれなかったけど、感情移入して読む本ではないのと、純粋に展開を楽しめたのがよかった。
タイトルで結論を表しているスタイルが理系だなと改めて読み終わってから思った。
投稿元:
レビューを見る
“多重人格説”か“実在説”のどちらが真相なのか混乱した。クリスティの小説から、警部の手記は嘘ではないと思うので、多重人格説が正しいと勝手に納得した。エピローグの情景描写は、多分、ファンの看護師が定期的に人形を差し入れて(二人の)本物の人格が復活してああなったんだろうなと予想(妄想)。読み終わってから英題のUntil Death Do Us Part(我々を別つ死まで?)を見ると、無限ループを示唆してるみたいでおもしろい。
投稿元:
レビューを見る
最後が納得いかなくてこの評価。
文章も事件も面白く、哲学的でもあり、「それぞれが二人いた」というトリックにも感銘を受けて傑作だとまで思ったのだけれど、
最後の最後に夢オチみたいになってしまうので「私の感動したトリックは全て嘘だったの?」と虚無感。
私の頭がこの物語についていけてないのかもしれない…
投稿元:
レビューを見る
「うまく感想が思いつかない」が正直な感想
結局どこまでが妄想で、どこまでが真実なのかわからないし、どれが嘘で、どれが本当なのかもわからない
自分なりに無理やり解釈するのならば、多重人格者である主人公のなかの人格の2つが恋に落ち、その2人が幸せになるための物語なのかなと、、
結局主人格は誰だったのかはわからないけど、副題の死が2人を分かつまでという言葉がこれほどまでにぴったりな2人はいないだろうなと
同じ体の中にいる2人だから、言葉通り死ぬまで一生一緒だからな〜〜〜
むずかし、、、