紙の本
生花も格闘技!
2019/03/16 22:29
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投稿者:しんごろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今村翔吾さん、時代小説だけではないんですね。現代小説もいいですね。ズバリ生花の甲子園です。假屋崎省吾さんがこれを読めば『生花は格闘技よ!』と言いそうだ。今村翔吾作品の友情出演!?もあり、生花のバトルの迫力は花の名前がわからなくてもイメージが湧き、楽しく面白く読めました。もう高校生でなくても、現在進行形の高校生も間違いなく春乃と貴音のような高校生活は皆が羨ましく思うのではないかな。俳句、写真、かるたなど文系にもっと光が当たってほしいですね。
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生け花にかける青春!
2019/01/01 09:56
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投稿者:こばP - この投稿者のレビュー一覧を見る
まさしくオビの通りの内容。「かるた、書道、なぎなた、次は…」で、生け花を題材にした部活青春モノです。ちょっと、あざとさは感じますが、熱量のある筆致で最後まで引き込まれて、楽しく読めました。アニメになっても面白いかな。ヒロインはアイドルで、ヒーローはジャニーズでの、実写ドラマや映画でも良さそうです。
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正統派ジュヴナイル小説
2021/04/27 14:56
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
北千住に住む高校二年生の大塚春乃は、祖母を喜ばせるために全国高校生花いけバトル栗林公園杯に出場することを目指している。しかし彼女の通う高校には華道部はなく、一人同好会を立ち上げて花いけバトルのパートナー1名を探しているものの、なかなか見つからない。
そんなある日、顧問から転校生の山城貴音が華道経験者と聞き勧誘に行く。しかし旅演劇一座の役者である彼は、勧誘を断ってしまうのだった。華道の名門である香月院流の御曹司、丸小路秋臣との交流も絡め、生け花に青春を注ぐ高校生たちの本気を描く。
最近あまり見ない、正統派ジュヴナイル小説という感じがする。主人公の周辺の大人は善人で、対立した人たちも最後には改心する。ストーリー展開は王道なので、驚きなどはないだろう。
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高校生が生け花にはまり、大会へ出るという話なのですが、
漫画のようなベタな展開があったりして話の展開や生け花の大会のシーンに躍動感があって、
生け花の大会は2人1組で出ないといけないのですが、その相方のお父さんがいいキャラでちょっと涙ぐむシーンもあって面白かったです。あんなお父さんいいなぁ~。
生け花の大会のシーンは特に躍動感があるので、映像としてみたいなぁと思いました。
また、主人公の性格も可愛いけど、大会のパートナーになる男の子が性格も顔もイケメン...惚れてまうやろ~!
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花の甲子園こと全国高校生 花いけバトル‼
知らない世界の話だけど読んでいるうちに入り込める。
著者のファンにはニヤリとできる点もあり。
続編を期待‼
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ライトなアオハル!って感じで読みやすくサクサクと…
読み進めていくと、そこはやはり今村さん、だんだん熱くなってまいります!
そしてぼろ鳶シリーズファンには嬉しいあの方の名前が!おおっ!そういうことか✧‧˚
ここでぼろ鳶ファンのテンションが一気に上がる事、間違いなし⤴︎⤴
中盤から登場人物が増えてくるが、キャラがしっかり描かれていて楽しめるのもやはり、といったところ。
そして見所はワクワクドキドキさせられる、花生けバトル のシーン!
花生けバトル 実際にあるんですね!
読了後、動画アップされてたので見たんですけど…凄い!
小説のワンシーンがそのまま!というか、こちらを忠実に小説で再現しているのが…さすがです!
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青春真っ盛り。生花が舞台。部員集め、大会、進級かけた勉強会。途中までは、ちはやふるを思い出しました。焦点が生花になったけどストーリーは王道に思います。花の名前は忘れてるけど昔華道やってました。ドラマティックだし体力使うし、神経も使うなかなかハードな世界。私はもう大昔に置いてきてしまってこの熱さには触れられないけれど、娘には何でもいいからこんな風に夢中になれることを見つけて欲しいと心から思います。イケメンとか嫉妬とかいらないので、ただただ普通に好きな事を。てか、八代目弥彦…タイムスリップしてきて笑った…。
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花生けバトルに出場して優勝を目指す女の子と、その相方となる男の子のお話。生け花バトルは臨場感があって、本物を見てみたくなる。一生懸命な人は素敵だと思う。
2019/4/5
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読友の皆さまのオススメ!
今村さんの時代劇じゃない作品。
生け花がバトルになるなんて、知らなかった。
ほんとにあるんだねぇ、花いけバトル。
1人で華道同好会をつくった春乃、
一緒に生け花がバトルに出てくれる人を探す。
そうしたら、いた、経験者が。
転校生の貴音くん。
背が高くてイケメン!
できすぎぃなところも
許す、許す。
この、貴音くん、家業が大衆演劇で売れっ子の役者でもあり
んんー、許す。
とってもお勉強のできる春乃が貴音に勉強を教える
交換条件として花いけバトルにでることに。
いやあ、展開が読める読めるが
許す、許す。
いいなぁ、
高校生!高校生が頑張る話は大好き。
こういう話には必ず良い大人が出てきて
彼らは出しゃばらずに助言をしたり態度で示したりする。
それも大変お好みでした。
「ぼろ鳶」つながりも楽しかった。
ただなぁ、装丁が好みじゃなかった。
この装丁でなかったらもっと早く読んでたよ
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一人で奮闘する華道部員(多分、かわいい)の前に、
めっちゃイケメンの王子様が登場。
少女漫画じゃないっすか。
生け花というニッチな部分を攻めてきましたのは
新鮮で、面白かったです。
まさか時代劇をたくさん書いている作家さんだとは
まったく思わなかったけど。
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今村翔吾といえば、大好きな時代小説『羽州ぼろ鳶組〜』シリーズの作家。
今村が高校生の生花部の甲子園、『生花バトル』を題材にした青春グラフティのベルがこれだ。
香川県の生花店を営む祖母を喜ばしたいと始めた生花同好会だが、毎年香川県で開催される「生花バトル」に参加するには、たった一人では不可能。それに4人以上集めて部昇格できない同好会では練習もできない有様。
何人も勧誘するも断られるばかり。
補習を担当している先生から、勉強を教える代わりに同好会に参加してもらえば?と。
参加してくれたのは、運動神経抜群で、みめも麗しい王子様風な男の子。
実は大衆演劇の座長の息子で。。。。
と始まりから面白そうでしょ?
生花が主題の本だけに花がたくさん出てきますが、
それも今村翔吾ならではの大迫力の様相!
最後まで、一気に読みたくなる青春グラフティー!!
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ラノベ風の青春小説ではありますが、活け花の魅力を巧みに表現できていたと思います。
ただ、やや直線的なストーリー展開だったため、奥行きに欠けるテイストになってしまったのが惜しい気がしました。
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大好きな祖母のために「花の甲子園」出場を目指す女子高生・春乃と、大衆演劇で人気の高校生女形・貴音の青春生け花ストーリー。
『ぼろ鳶組』の今村翔吾さんの描く青春小説ということで手に取ったが、残念ながら私には期待外れ。
公式な作品紹介に、“かるた、書道、なぎなた、次は………生け花”とあり、【変わった部活×女子高生×恋愛】の方程式を使ってみました…?という感じ。
『ちはやふる』『とめはねっ!』『あさひなぐ』と並べて語るレベルではありません。
登場人物が、努力というより、天性の力で人並み以上の作品をアッサリ作っている感じがいけないのか。
主人公の心情がフワフワで薄っぺらいからか。
表紙のイラストの春乃の、片手で花を掴んでケロッと笑っている姿は、とても花を慈しむ女子高生とは思えないなぁ。
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今村翔吾のまつり旅に、と思って読んだ一冊。
それまで今村作品を読んだこともなければ、
時代小説も読んだこともない。
結構分厚いけどラノベ感覚でさくさく読めた。
花いけバトルという華道のバトルがあるなんて知らなかった。
ぼろ鳶読んでから読むとさらに楽しめたんだろうか。
ラノベ好き、青春好き、部活好きならおすすめかな。
ぼろ鳶読んでから再度読みたい。
図書館で借りたので手元に置いておきたい一冊。
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時代小説の実力者、今村翔吾が放つ高校生生花バトル!
珍しい題材と青春モノの王道を押さえた満足度の高い作品。
作者の代表作シリーズの登場人物が出て来るのもファンには堪らない。