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電子書籍
電車たちの「第二の人生」
著者 梅原淳
もうとっくに引退していた……と思っていたら、富士急行や長野電鉄、富山地方鉄道、一畑電車ほか全国各地で、小田急、東急、西武などのあの懐かしい電車たちが「第二の人生」を送って...
電車たちの「第二の人生」
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電車たちの「第二の人生」 活躍し続ける車両とその事情 (交通新聞社新書)
商品説明
もうとっくに引退していた……と思っていたら、
富士急行や長野電鉄、富山地方鉄道、一畑電車ほか全国各地で、
小田急、東急、西武などのあの懐かしい電車たちが「第二の人生」を送っている。
こうした元大手民鉄で走っていた電車はどうやって譲渡されているのか?
人気の車両は? 維持のための苦労は?……。
“再就職”先となった地方の民鉄と、健気に走り続ける「名車」たちの今を紹介。
■著者紹介
梅原 淳(うめはら・じゅん)
1965(昭和40)年生まれ。三井銀行(現在の三井住友銀行)、月刊『鉄道ファン』編集部などを経て、
2000年に鉄道ジャーナリストとして独立。
『JRは生き残れるのか』(洋泉社)、『日本の鉄道の歴史 全3巻』(ゆまに書房)、
『定時運行を支える技術』(秀和システム)をはじめ、多数の著書がある。
講義・講演やテレビ・ラジオ・新聞等へのコメント活動も行う。
目次
- ●目次
- 第1章 鉄道車両の「第一の人生」が終わるとき
- 第2章 「第二の人生」への旅立ち
- 第3章 「第二の人生」電車が活躍する鉄道会社
- 第4章 波瀾万丈な車両列伝
- 第5章 「第二の人生」を送る電車たちのいま
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紙の本
地方私鉄の魅力
2018/11/11 20:55
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひかっち - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は、この本を読むまで、地方の交通は、都市の中古車が使われていて、あまり環境が良くないと思っていました。しかし、この本を読んで、地方はどうしても新しい車両を入れる余裕がなく、古い車両を入れるしかないことを知りました。でも、古い車両は都市の人には懐かしく、地方の人には都会への憧れを持てるものだと思うので、地方私鉄はもっと車両をアピールしてほしいと感じました。
紙の本
車両譲渡の舞台裏がわかる
2018/11/23 21:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つばめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
小田急ロマンスカーや東急のステンレス車両が、地方民鉄に移籍、活躍している状況をとりまとめた著作である。移籍にあたって、単に車両の移籍に留まらず、技術的対応・中古車両を入手するための方策の舞台裏についての詳細な記述に興味を惹かれる。例えば、ホーム幅を若干削って、従前より幅広の車両を導入。抵抗器を増設して下り勾配での発電ブレーキ使用に対応。VVVF制御の電気的雑音が、踏切制御に影響を及ぼすため、踏切制御器の更新。中古車両を導入している会社が、1両編成の電車は新製した理由等。ただし、現存する機関車の平均経年が12年と、思わず首を傾げたくなる記述があるのは残念である。交通新聞社新書では、たまに鉄道に関連する分野で初歩的ミスが散見される。交通新聞社は従前より交通新聞を発行、鉄道に精通した記者も多く抱えているであろうに、社内の校正体制はどうなっているのであろうか・・・。