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機密費外交 なぜ日中戦争は避けられなかったのか
著者 井上 寿一
リットン調査団への接待攻勢、諜報活動に努める杉原千畝ら外交官。満州国の正当化のためのメディア対策……。奇跡的に残存する1931~1936年の外交機密費史料。領収書の数々は...
機密費外交 なぜ日中戦争は避けられなかったのか
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機密費外交 なぜ日中戦争は避けられなかったのか (講談社現代新書)
商品説明
リットン調査団への接待攻勢、諜報活動に努める杉原千畝ら外交官。満州国の正当化のためのメディア対策……。奇跡的に残存する1931~1936年の外交機密費史料。領収書の数々は何を語るか? インテリジェンス、接待、広報など、機密費史料から中国大陸での外交活動を復元し、満洲事変から盧溝橋事件へといたる道を描き出す一冊。
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紙の本
機密費外交
2021/11/13 15:47
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投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦前日本において、機密費は本省などで監督する為に領収書などを取っておき、どのような行動をしていたか、なんのためにいくら必要なのかがわかるようになっていた。その大部分は敗戦によって焼却されてしまったが、中国で活動していた外交機密費の使途が一部残っており、そこから戦前の外交活動の一部が推測できる。
著者も書いている通り、これによって何か大きな発見があるわけではないが、少なくとも「機密費」という名前から大掛かりな陰謀を推測する陰謀史観の否定にはつながるのではないか。