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サブリミナル・マインド 潜在的人間観のゆくえ

著者 著:下條信輔

人は自分で考えているほど、自分の心の動きをわかっていない。人はしばしば自覚がないままに意志決定をし、自分のとった行動の本当の理由には気づかないでいるのだ。人間科学の研究が...

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サブリミナル・マインド 潜在的人間観のゆくえ

税込 880 8pt

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サブリミナル・マインド 潜在的人間観のゆくえ (中公新書)

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商品説明

人は自分で考えているほど、自分の心の動きをわかっていない。人はしばしば自覚がないままに意志決定をし、自分のとった行動の本当の理由には気づかないでいるのだ。人間科学の研究が進むにつれ、「認知過程の潜在性・自動性」というドグマはますます明確になり、人間の意志決定の自由と責任に関する社会の約束ごとさえくつがえしかねない。潜在的精神を探求する認知・行動・神経科学の進展からうかびあがった新しい人間観とは。

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評価内訳

紙の本

「人は自分で思っているほど、自分の心の動きをわかってはいない」

2010/04/24 21:32

8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:king - この投稿者のレビュー一覧を見る

最近(というわけでもないか)のSFのはやりらしい意識と脳の関係についてとっかかりが欲しいと思って見つけたのがこの本。著者は山本弘の短篇「七パーセントのテンムー」でも引用されていた実験を行ったベンジャミン・リベットの当の本を訳した人で、これは好適と読んでみて、まさに望みの通りの本だった。

この本の基本的な議論は、著者自身がセントラルドグマ(中心教義)と称する「人は自分で思っているほど、自分の心の動きをわかってはいない」ということに沿って進められている。

細かいことは本の方を当たって欲しいのだけれど、ここで示されている「意識」についての議論は非常に興味深い。わたしたちは、意識と行動の関係について、まず何かをしたい、しようとする意志、欲望に基づいて行動に移している、と思っているのだけれど、いくつかの実験においては、そのまさに逆のことが観察されるという。悲しいから泣くのではない、泣くから悲しいのだ、という言い方はしばしばなされることがあるけれど、それよりももっと踏み込んで、人は、自分がどうしてそういう行動をとったのかがわからずに、自分のを事後的に適当に解釈してしまうことがある。

分割脳という脳梁を切断された患者に対する実験で、言語機能のない側の半球の視野(左視野)にだけ提示された命令を拒否した患者は、自分が何を拒否したのかに答えられなかったという。あるいは、左視野に笑え、という教示をすると、患者は笑うことはできる(指示を行動に移すことはできる)けれども、なぜ笑ったのかを訊ねると、実験者たちが「ほんとうにへんちくりんだから」というような取って付けたような理由しか答えることができないという例もある。

この手のもので有名なところでは盲視覚というのがある。本人はまったく目が見えないのに、たとえば飛んでくるボールをよけることができ、しかも本人は何故よけたのか説明できない。似たようなことは次のような実験でも体験できる。被験者が上下左右の反転した眼鏡をつけて生活し、慣れたところでその人にボールを投げると、上手い具合にキャッチすることができる。しかし、被験者にどこから飛んできたのか、と問うとしばしば答えられない。

これは、生物の脳の構造として、運動系の機能と認知系の機能の二つの経路があり、運動系のものが生物として基礎的なもの(しばしば「下等」と呼ばれることもあるけれど、言い換えればもっとも基層にあるということでもある)であるために上記のような現象が起こるという見方が示されている。

これらのことからわかるのは、人間の知覚のうち、みずから意識できる部分というのはきわめて限られているということだ。五感から入力される知覚をすべて意識していたのでは、意識の処理能力を超えてしまう。だから、前意識の段階で知覚情報がある程度処理された上で意識に上ってくる、というようなことだろうと著者は言う。

「視知覚情報処理の大部分は、われわれの意識にとってアクセス不能であり、われわれはたかだかその処理の結果(=出力)を知覚現象として経験するにすぎない」

もっといえば、わたしたちの意識、主観、感情というものは、脳の活動に対する事後的な解釈にすぎないと言えるのかも知れない。

ただし、意識の境界は絶対的なものではなく、ある程度の訓練を積むことで、自律神経をも意識的に操作できるようになる人というのも存在する。たとえば、アスリートや超人的な能力を持つ人たちは、訓練などの結果、この普通の人には意識することができない領域にもアクセスできるようになったと言えるのではないか。

十年前の本になるのでこれからどれだけの研究の進展があったのかは私には判然としないけれど、この手の脳科学、認知科学のとっかかりには非常に良いのではないかと思う。

ただ、著者の問題意識として、そのようなサブリミナルな人間観と、いま現在の社会で採用されている人間観との齟齬を問いたいというのがあるのだけれど、ここはちょっと微妙なところがあるなと感じる。人間が主体的な判断をし、責任能力を持つというのは、たとえフィクションであっても、現代の制度の前提として採用されているのであって、事実言明として正しいかどうか、というのとはややレイヤーの異なる話だと思っているので。


あと、タイトルから連想されるサブリミナル効果にかんして。サブリミナル効果はトンデモだ、という話が結構広まっていて、私も漠然とそうした印象を持っていたのだけれど、人の行動をコントロールするようなものではないにしろ、「サブリミナル単純呈示効果」という、意識できない刺激に対して、何度も経験したものの方により好感を抱く、というような実験が報告されている。この「サブリミナル単純呈示効果」にかんしては追試もされていて、「サブリミナル効果」はある、と言える。また面白いのは、本人がそれを以前に見たと認識しているかどうかには関わらず、この効果は出現する、ということ。これも認知と意識との齟齬から来る現象で、心理学的にきちんとした研究の対象でもあり、トンデモというわけではないのがわかる。

姉妹編に講談社現代新書「〈意識〉とは何だろうか」があり、こちらは錯視という魅力的な題材で意識についての議論を進めていて非常に面白い。

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2006/01/09 15:55

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