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わたしの宝石
著者 朱川湊人
不思議なノスタルジーが胸に迫る、愛の短編集。「僕らの愛は、悲劇的な終わり方をした」憧れの女性との幸福な結婚生活に潜んでいた切ない真実(「彼女の宝石」)、大切な人たちの首元...
わたしの宝石
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わたしの宝石 (文春文庫)
商品説明
不思議なノスタルジーが胸に迫る、愛の短編集。
「僕らの愛は、悲劇的な終わり方をした」憧れの女性との幸福な結婚生活に潜んでいた切ない真実(「彼女の宝石」)、大切な人たちの首元にふと現れる不思議なモノ(「さみしいマフラー」)他、アイドルへの一途な愛、巨大でピュアで惚れ惚れするような愛の姿が、一つ一つ心に染みわたる。
名手が放つ、切なさと爽快感いっぱいの直球六編!
解説・植田泰史
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紙の本
愛すべき人たちが描かれる
2019/04/12 23:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
朱川湊人の作品って、いつも不思議な現象が出てくるのだと思っていました。
この短篇集も、一つ目はそうでした。
でもそのあとに続く話は、思うようにはならなくて、どこかせつなくて、ありふれているようで、ショッキングで、すごく重いけどなんとか抱えきれそうな、愛すべき人たちが描かれる、そんな短篇集です。
中でも「想い出のセレナーデ」のラストが印象に残ります。
何度も読み返してしまいました。