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受験必要論 人生の基礎は受験で作り得る
著者 林 修
テレビでお馴染みの予備校講師・林修先生が、「受験」の利点も欠点も包み隠さずお教えします。ガリ勉せずとも最難関の東大に現役合格した“林修式勉強法”も満載。受験勉強は社会に出...
受験必要論 人生の基礎は受験で作り得る
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受験必要論 人生の基礎は受験で作り得る (集英社文庫)
商品説明
テレビでお馴染みの予備校講師・林修先生が、「受験」の利点も欠点も包み隠さずお教えします。ガリ勉せずとも最難関の東大に現役合格した“林修式勉強法”も満載。受験勉強は社会に出たら役に立たないかもしれない。けれど、やり方一つで社会を生き抜く上で不可決な“考える力”を高める。「受験」に関わる全ての人、そして受験を終えた大学生や社会人にもタメになる林修からの熱きメッセージ。
目次
- はじめに/第1章 受験とは何か?/受験とは特権的なことである/受験まで1ヵ月の時点でのメッセージ/学問とは批判的精神でしかなし得ない/「積極的受験」と「消極的受験」/少子化が進む中で、大学を見直すべきではないか?/今の受験競争はゆるすぎるのでは?/東大理I、理IIに飛び級を導入せよ/日本史を必修にすべきである/ゆとり教育にするくらいなら、むしろ詰め込み教育のほうがマシ/方法論を築くことが大事だ/競争の原理からは逃れられない/16~18歳で1つのことに打ち込むのは大切だ/「おまえは勉強ができる。俺はうまい寿司を握れる」/受験勉強をする目的とは何か/第2章 林修式・超実践的受験術/結果が出る科目を1つ作れ/一芸入試やAO入試にはあまり賛成できない/浪人を勧めない理由/なぜ、本気でやって成績が上がらないのか/面接が必要な学部とは?/国立の難関大学では良問が多い/「ドラえもん問題」は入試として適切か/上位層が常に受かる日本の入試は公平だ/都会と地方で受験環境に差はあるか/イメージ化、再イメージ化のために、本を読もう/僕は孔明タイプだ/なぜ人は学歴を気にするのか/受験はつらくないと危険だ/受験にはフライングもスピード違反もない/第3章 僕の受験生時代/人生最初の入試で不合格/東海中・高は放っておいてくれる素敵な学校/数学が得意な文系志望者/公文式と英会話学校が役に立った/図書館をわが住処とす/文系トップとして、自然と東大へ/第4章 東京大学は一番いい大学か/東大は学内での差が大きい/東大改革案に異議あり/特に男子はマザコンが多い?/東大に簡単に入れる「コツ」はあるか/トップグループは横綱相撲が取れる/第5章 予備校講師としての責任/さまざまな失敗が、予備校講師・林修を生んだ/東進ハイスクールの門を叩く/予備校講師のスケジュールと年収/東進ハイスクールはヤンキース/必要な資質は、爆発的な学力とコミュニケーション力/予備校講師に変人が多い理由/授業は『商品』。品質管理に万全を尽くすだけ/予備校講師としての責任のあり方/現代文はすべての教科の原点か/メディアに出まくる意図は?/影響を受けたのは村上陽一郎先生/志望校合格を果たした生徒にかける言葉/彼氏、彼女は持つべきか/友達は少なくていい/受験を経ないで大人になるのはいいことか/スペシャル対談 木村達哉先生(灘校・英語教諭)×林 修 「勉強する目的とは何か」/おわりに/文庫版あとがき
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紙の本
まさに正論
2016/11/27 12:56
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名無し - この投稿者のレビュー一覧を見る
まさに正論。学問の実態がどういうものであるかということを示してくれている。
ほとんどの予備校や塾では、自分たちの収入が減ることとなるため、このようなことは言わないだろう。
それでも、敢えて予備校講師という立場にありながら、言ってくれた林先生の勇気に賛同したい。
自分の自己満足のためだけに、子供に受験と勉強を強いている親は、その愚かさを認識すべきである(そういう親はモンスターペアレンツであることが多いから)。
紙の本
受験人生論
2015/12/06 10:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は「受験ノウハウ本」ではなく「人生論」ですので、受験生やその父兄以外の方も一読の価値があります。
私は高校生の頃、何となく勉強をサボり、当時流行していたパックマンに没入。貴重な時間を空費した挙句、浪人生活を余儀なくされました。当時、本書を読めば少しは意識が違ったかもしれません。今の受験生が羨ましいです。
本書の中身はまさにクールに「正論」を語っていて、共鳴する点が多かったです。 例えば冒頭の「受験ができることは特権的、勉強できることは贅沢なこと」は目から鱗でした。今更ながら亡親に感謝です。また、「彼氏、彼女は持たない方が良い」「友達は少なくていい」にも賛成です。ただ、巻末企画の灘校の木村氏との対談は木村氏の主張が強すぎて、私は敬遠したいと思いました。これで読む価値が薄れてしまったので、残念でした。
とにかく、受験生の頃に読みたかった一冊です。
紙の本
若いうちに苦労しなければ。
2016/02/28 20:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の浪人時代を思い浮かべながら、林先生の言葉を読むと、必ずしも浪人することが良いこととは言い難いことも感じた内容です。林先生のぶれない考え方は、若い人には必要と感じました。