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そんな夢をあともう少し――千住のおひろ花便り
著者 稲田和浩
千住の遊女おりんは、昨夜も茶を引いた。岡っ引きの幸助が捕物でしくじり、来なかったからだ。このままでは、おりんは他所へ売り飛ばされる。焦る遣り手のおひろに、やる気のないおり...
そんな夢をあともう少し――千住のおひろ花便り
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そんな夢をあともう少し (祥伝社文庫 千住のおひろ花便り)
商品説明
千住の遊女おりんは、昨夜も茶を引いた。岡っ引きの幸助が捕物でしくじり、来なかったからだ。このままでは、おりんは他所へ売り飛ばされる。焦る遣り手のおひろに、やる気のないおりん。そこに現れたのは……(「女郎花」より)。深くて暗くて絶対に埋まらない男女の溝。おひろは、それを少しでも埋めようとする。飯盛旅籠を舞台に、人生の機微を描いた傑作時代小説。
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カップルを見守る花
2020/03/13 22:50
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
宿場町として多くの旅人が行き交う千住の賑わいが、生き生きと描かれていました。岡っ引きと遊女との不器用な恋と、ふたりを祝福するかのように咲き誇るオミナエシも美しいです。