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【改訂新版】良いウェブサービスを支える 「利用規約」の作り方
(概要)好評を博した本書が大幅リニューアル!「安全」で「円滑」なウェブサービス運営のためのガイドブック。ウェブサービスに欠かせない「利用規約」「プライバシーポリシー」「特...
【改訂新版】良いウェブサービスを支える 「利用規約」の作り方
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良いウェブサービスを支える「利用規約」の作り方 改訂新版
商品説明
(概要)
好評を博した本書が大幅リニューアル!「安全」で「円滑」なウェブサービス運営のためのガイドブック。
ウェブサービスに欠かせない「利用規約」「プライバシーポリシー」「特定商取引法に基づく表示」の3大ドキュメント。リリース時には「どうせ誰も読んでないし」「大手サイトをまるごとパクろう」「免責しておけばいいや」……などと思っていませんか?
いえいえ、規約の中身はサービスそのもの。作りこめば作りこむほど、あなたのサービスやアプリの質は高まるのです。
2013年発売以来、好評を博した本書が大幅リニューアル。民法・個人情報保護法などの法改正対応、新たなCtoCサービスにおける決済の解説etc., 最新動向をふまえてアップデート。改良版ひな形と英文訳の掲載、さらにダウンロードサービスまで「役立つ」「使える」大充実の1冊です。
(こんな方におすすめ)
・Webサービスの企画・開発・運営に携わるプロデューサー、ディレクター、エンジニア
・ECサイト担当者、個人の通販サイト運営者など
(目次)
第1章 3大ドキュメント超入門
01 5つの疑問から読み解く「利用規約」ホントのところ
1 なぜユーザーに読まれないのか?
2 読まれないのに、なぜ必要なのか?
3 都合のいい内容にしてしまって大丈夫なのか?
4 適当に作っていいのか?
5 どのくらいのレベルで、同意をもらえればいいのか?
02 最低限おさえておくべき「プライバシーポリシー」のポイント
プライバシーポリシーの2つの役割とは
プライバシー=個人情報?
対象となるのはどんな情報?
利用目的は具体的に特定し、明示しなければならない
委託先への開示も明示しておく
個人情報を共同利用するときに配慮すべきこと
外国にある第三者への提供に要注意
開示請求等はどう扱えばいいか
どこに設置すればいいか
03 通信販売に不可欠な「特定商取引法に基づく表示」
「広告を行う際に表示すべき項目」なのにウェブサービスで対応が求められる理由
表示が求められる11の事項
じつは通信販売にはクーリングオフがない
第2章 トラブルを回避するための注意点と対処法
01 規制とうまくつきあうには
ビジネスを潰さず、最小限のリソースで対応するための考え方
ウェブサービスの7つの類型からわかる関連規制
もしも規制に抵触するかもしれないことがわかったら
規制の適用を過度に恐れない
02 戦う土俵は「日本」とは限らない ~準拠法と裁判管轄の合意
世界を相手にできるウェブサービスならではの問題が
トラブルを予防するためにおさえておくべき2つのポイント
「モノ」を売買するサービスで注意しなければならないこと
03 そのサービス名、使って大丈夫ですか? ~商標権の侵害
人の商標権を侵害するとどうなるのか?
商標権を侵害しないサービス名をつけるには
後出しじゃんけんに負けることも
04 ユーザーがコンテンツをアップする場合の「権利処理」
「 勝手に使うな、改変するな!」と言われないために
コンテンツの権利関係5つのパターン
コンテンツの権利を処理する3つのパターン
どのパターンでも「著作者人格権」のケアが必要
05 契約を成立させるための「同意」の取り方
同意を得ないと契約が成立しない
クリックにできる限り「重み」を持たせる
「同意したくないユーザーに拒否権を与える」方法も
利用規約への同意取得5つのパターン
過去のバージョンもすぐに確認できるようにしておく
06「 権利侵害コンテンツ」にはどう対応するか
「ユーザーが勝手にやったこと」ではすまされない
もしも「発信者情報開示請求書」を受け取ったら
07 禁止事項とペナルティの考え方 ~最も登板機会の多い「エース」
“ユーザー対応の工数を削減する”ためにも有用
「 ちょうどいいペナルティ」は3段階で考える
「当社がNGと判断した場合」は入れておこう
08 課金サービスでは「契約関係」の整理・把握が不可欠
だれに対して、どのようなウェブサービスを提供しなければならないのか
だれからお金を支払ってもらうのか
契約関係を図に落としてみると
いざユーザーがサービス提供の対価を支払ってくれなかった場合に、だれが督促して回収ができるのか
09 ウェブサービス事業者に有利すぎる条件は危ない ~免責と消費者保護
「一切責任は負いません」は無効になる可能性あり
消費者を保護する法律はたくさんある
10 ポイントの有効活用 ~資金決済法の前払式支払手段の規制
ポイント制度の仕組みと制約
「有効期限は180日以内」と定めていることが多い理由
「自家型」と「第三者」に分けて規制が定められる
負わなければならない4つの義務
11 CtoCサービスにおけるプラットフォーム運営者の落とし穴
CtoCサービスにおける問題点
為替取引の定義と運営者の対応
プラットフォーム運営者が決済サービスも提供する仕組み
12 プラットフォームの利用・運営にまつわるリスク
プラットフォームの規約の3つの特徴
企画するときは「独占禁止」に注意
プラットフォーム規制の3つの事例
13 未成年者による利用と課金
多額の請求が来てはじめて気づく親は少なくない
課金スタンスと年齢認証の方法を考える
未成年者取消に応じなくていい場合とは
返金にあたっては、慎重な確認プロセスを
成年年齢の引き下げ
14 ユーザーのウェブ上の行動履歴は、どこまで利用していいか
個人情報を無断で利用してはいけないことはだれでも知っている……けれど
個人情報の範囲はあいまいで、しかも広く解釈される可能性が
個人情報に該当しない情報も自由に利用できるわけではない
結局、行動履歴を利用するにはどうすればいいの?
15 ウェブ上での広告・マーケティングに対する規制
媒体審査なしで世の中に広告を出せてしまう怖さ
おさえておくべき9つの法規
16 広告メールを送付する際に注意すべきこと
広告メールの送付にまつわる2つの規制
「事前の同意」をどのように取得すればいいか
総務省と経済産業省のガイドラインもチェック
役に立たない利用規約を生み出す「5つの落とし穴」
1 実効性の落とし穴
2 違法性の落とし穴
3 炎上の落とし穴
4 正確性/読みやすさの落とし穴
5 同意取得の落とし穴
第3章 すぐに使えて応用できるひな形
利用規約のひな形
プライバシーポリシーのひな形
特定商取引法に基づく表示のひな形
おわりに 心に残る不安を解消するには
一人で考えこむよりも、まわりを巻き込む
弁護士・法務担当者の3つのホンネ
利用規約の限界を乗り越えるための「Kiyaku by Design」
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視野の広い解説
2019/05/06 21:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ただの人間 - この投稿者のレビュー一覧を見る
必ずしも法律専門家のみを対象とするわけではない平易さで、利用規約、プライバシーポリシー、特商法表記の必要性、機能などについて説明され、解説付き雛形も収録されている。規約の実例へのレファレンスも豊富。また、特商法表記、プライバシーポリシーなど、記載すべき事項の根拠となる法規に丁寧に言及されている点は、雛形から離陸していこうとする際にも参考にすることができる。禁止事項などのいわゆる共通条項も、ただのコピペでは足りない面もありうることが指摘されており、意識しておく必要性を感じた