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電子書籍
日本一周 ローカル線温泉旅
著者 著:嵐山光三郎
嵐山流旅行術の集大成! いま国内旅が贅択だ。極上の湯、寿司、ラーメンを求めて東へ西へ。活気みなぎる繁華街や廃れゆく観光地の隠れた魅力を堀りおこし根室から鹿児島まで走破した...
日本一周 ローカル線温泉旅
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日本一周ローカル線温泉旅 (講談社現代新書)
商品説明
嵐山流旅行術の集大成! いま国内旅が贅択だ。極上の湯、寿司、ラーメンを求めて東へ西へ。活気みなぎる繁華街や廃れゆく観光地の隠れた魅力を堀りおこし根室から鹿児島まで走破した、極私的旅行ガイド登場。(講談社現代新書)
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紙の本
不良中年のローカル線と温泉と居酒屋をめぐる旅
2003/03/09 21:38
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:格 - この投稿者のレビュー一覧を見る
不良中年が『ゆっくりのんびりだらと日本一周の旅』をする.ローカル線を利用して,うまい料理を食べ,温泉に入り,土地の居酒屋をめぐる.最高の旅ですね.一回の旅で一週間以上を費やして,ローカル線に乗ってはおり,こまめに温泉に入っていく.ちょっと,疲れる感じもするが,とにかくのんびりである.
最初の旅では,宇都宮で餃子を食べ,日光金谷ホテルに泊まり,東武鬼怒川線で,鬼怒川温泉を経て,奥鬼怒四湯へ.さらにの岩鉄道で,会津田島で,「ちょっとまずい」そばを食べ,会津若松へ行き,東山温泉に泊まる.次に喜多方でラーメンを食べたあと,只見線で,会津柳津へ.老沢温泉によって,玉梨温泉に止まる.そして小出経由,新潟へ.まったくタフな中年である.
『五十歳を過ぎたオヤジは贅沢なものも覚えなくてはならぬ.ときには悠々と贅沢を楽しむ.すると不思議なもので,いいアイデアが浮かび,いい友人にめぐりあい,金まわりがよくなり,運がついてくる』.そろそろそういうことも考えなくては.ついつい,安いもので,すませてしまうのだが,もうそういう歳ではないのだろう.
オヤジの一人旅というのはどうもしょぼくれていけない,という.二人旅もみすぼらしいし,三人旅がちょうどいい,という.実際,著者は常に同年配の友人達といっしょに旅をしている.このあたりは,好き好きではあると思うが,ほんとうに気があい,かつ時間もあう友人がいれば,それもいいだろう.
ああ,旅に出たい.