紙の本
ここまで来たら…
2019/06/28 18:50
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投稿者:**** - この投稿者のレビュー一覧を見る
もっと続いて欲しいですね。
特にスタンドアローンのその後が気になる!
紙の本
ケイ(=坂上圭司)が行方不明に?!
2019/08/16 08:30
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投稿者:とも - この投稿者のレビュー一覧を見る
山田孝之・菅田将暉W主演のドラマ「dale」、原作の文庫版が出ていたので思わず購入。
本作品に於けるストーリーは二作品。
一つ目のストーリー。
真柴祐太郎宅への来客から始まる。行方不明となった坂上圭司の姉、舞の来訪から動き出す。「弟と連絡が取れない」。
祐太郎はかつての勤務先へと出向くが、ただならぬ違和感が感じ取られる。
主人の居ない部屋には、以前はなかったノートパソコンが一台。しかも暗証番号を使ったlockが掛かっている。試しても開かない。祐太郎は「ある日付」を思い出した。それは・・・。
データの海に飲まれ、現実と理想、虚構との狭間で暗躍するいわば「化け物」と対峙することになるが、思わぬ方向へと向かう。
二つ目のストーリーは、ある中学生の複雑な物語である。
前作、前々作がある一つの事件を土台に物語が進み、その終着として2作目で完結したように思うが、この3作目は「その後」というよりも、さらにその後へ続くために作られたように思う。
結局、キーパーソン(=夏目)の掌で泳がされ、そして闇に消えた。
二つ目のストーリーにこそ出ては来ないが、遠いどこかから監視している様に思える・・・考えすぎだろうか?
自作が待ち遠しく、そして期待したい。
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前作で完結と思っていたので、その後が読めて嬉しい。
でも、いきなりのケイの失踪?!
何が起こったのか。
元気で生意気なナナミちゃんがなんとも楽しい。
ま、実際に身近にいたらいらいらしそうだけど(笑)
とんだ化け物の夏目の動向が気にかかる。
たった中学生で、この世を去った女の子。
一体、何があったのか。あまりにも痛ましくて、
真相を知りたくて、でも、知ったら辛くなりそうで。
苦しいね。
その後、あの人の大きな決断に、びっくり。
うん、よかったじゃん。
だから、だからこそ、次作に期待。
彼らとまた会えますように。
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本多孝好はどこへ行くのか? 著者のデビューはミステリー界隈に限らず、衝撃的だった。処女短編集は衝撃的だった。しかし、そのあと、迷走が始まる。賛否両論だった恋愛小説「真夜中の五分前」、個人的には好きだった「チェーン・ポイズン」などはあったが、どうもピリッとしない。本書はシリーズ第三弾で二編が収められているが、前者のような社会悪を書こうとすると、現実味や悪の迫力に難があり、途端に失速する。家族的な事件を扱った後者の方がはるかに読ませる。あるべき方向性は明確だと思うのだけれど…
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ネタバレなしの範囲で言うとすると……
一話目は、なぜだかシャーロック・ホームズの「空き家の冒険」を初めて読んだ時に近い興奮を覚えた。とりあえず、ゾクゾクと興奮した。
二話目は……コレ、当然、4も出ますよね!?いや、出てくれなきゃ困ります!待ってます!
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内容(「BOOK」データベースより)
故人より託されたデータを極秘に削除する会社『dele.LIFE』。その所長、坂上圭司が姿を消した。真柴祐太郎はかつての雇い主を捜し始めるが、手がかりと思しきファイルは得体の知れぬ陰謀へと繋がっていき―(「リターン・ジャーニー」)。誰からも愛された女子中学生が自殺した。彼女の死と、遺されたデータの謎に迫る「スタンド・アローン」を含む全2篇。データに込められた秘密や想いが胸を震わすミステリ、待望の第3弾。
映像化の続編を強く希望!!
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誰からもあいされた女子中学生が自殺した。
彼女の死と、遺されたデータの謎とは…。
データに込められた秘密や想いが胸を
震わすミステリ第3弾。
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「dele2」で終わりだと思っていたので、書店で見かけた時、思わず手に取ってしまった。
姿を消した圭を探すことで、また二人の線が繋がっていく。夏目の今後の動きも気になるところ。
「dele4」が楽しみです♪
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ドラマ版が個人的に傑作だったと感じ、そして良かったなと思ったひとつは、小説版とは違うラストの部分でした。過去は苦い許せないものではあったとはいえ、あのドラマのラストには「彼ら」が続いていたから。小説のほうがリアリティはありましたが、救われた気分になったものです。
そういう感慨で読んだこの3巻目だったものですから、大変大変うれしかったのです。過去を捨てたわけじゃない、今も背中を圧しつづけている、けれどもかけがえのない人だと絆だと彼らが改めて「信じあえた」と感じられたこの3巻は、ドラマ版とはまた違う意味で嬉しい彼らのこの先を信じることができそうで、とても感謝の想いでいっぱいになりました。
話そのものは甘くはなく、辛い面も十二分に含みます。女子高生の自殺の真実は、何層にも重なった他人には推し量れない心理の途方もなさを感じ、無力感を与えられてしまいます。けれども、一方で、手が差し伸べられ、一歩を踏み出す少女もいる。
ややこしいこの世の中は、呆気ないほど生と死が近い。だからこそ、絆を育み、何気ない日常を大事に過ごすことが、大事なのかなあ、などと思ったりしたのでした。
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1・2の内容忘れていたので軽く復習してから読んだ。
読みやすかったし、キャラも魅力的だけれど、それは
多分、私がドラマの菅田君ファンというのもだいぶありそうだ。
1・2はもっと濃かったような気がする。
「スタンド・アローン」は好みのお話。
ナナミが本来の年齢なりの精神年齢であったことが
嬉しかった。
4があったら。。。読むんだろうなぁ。
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シリーズ3作目。前作「dele2」で主人公二人の別れがあり、これでこの物語も終わりかとも思った。しかしこの作品で二人の関係は修復し、新たな出発となる。
コンピュータの内部情報の削除というハードで無機質な作業と、実際そこに存在した、あるいは存在している人間の感情や行動などのソフト面との融合ともいえる対比が面白い作品だ。
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えーっ!3巻!って思いつつ、2人の再会が気になって読んでみたけれど、2巻のままで終わらなくてよかったって思ったのが正直。
「リターン・ジャーニー」は前作までちょいちょい出てきた夏目がいよいよ出てくる。ラスボス感あるけど、夏目の方が人間として扱われてないような気がして……。神格化されてると言うか。
「スタンド・アローン」はナナミがいたから、こんな結末になれたのかなって思った。聞きすぎて、逆に自分からは何も発信することが出来ないってしんどい。いや、「私はする方じゃない」思って、言えなくなっていったんだと思う。周りから見れば良い子だけけれど、吐き出し口がなければ、どんどん苦しい。子どものうちに死ねればとは簡単に冗談に言えるけれど、誰かが「あなたの本当の気持ちも吐き出して良いんだよ」って言えたら違っていたのかなとか、イフを考えてしまう。
次あるとしたら、夏目かなあ……。
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完結したと思ってたら、3が出てて思わず購入しました!
「リターン・ジャーニー」
「スタンド・アローン」
やっぱり本多さんの本はおもしろくて、
とても切ない。
そして、これはまだ続くような気配…。
死んだあとにデータを消すって仕事は、
本当にありそうだし、
PCやスマホから実際の人に繋がっていき、
人一人の人生を垣間見るってすごいこと。
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2で終わりだと思ってたので(ドラマ化したし)、書店で見かけてびっくり。
今回もおもしろかった!
リターン・ジャーニーを読んでるあいだは、敵がでかいだけに、この話をずっと引っ張ったらイヤだなあと思っていたが、二人の関係とともに話も戻って良かった。
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2巻ラストでの喪失感と寂しさからのこの3巻。
再会がほんとに嬉しくて、そうそうこの感じ!!
とやりとりが微笑ましかったです。
ナナミちゃんが大活躍。
前向きなラストに安心した。
それにしても夏目のシルエットが気になる……
ドラマから入ったので、主人公2人のイメージは確実に俳優さんなのだけども。
この続編ドラマ化は展開が違うから難しいのかな??
1・2巻でやってないストーリーやりつつ実写して欲しい気もするような、別に小説だけでも十分なような。