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ともさんのレビュー一覧

投稿者:とも

13 件中 1 件~ 13 件を表示

紙の本

全国マン・チン分布考

紙の本全国マン・チン分布考

2019/07/06 18:23

意外といえば意外

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タイトルに猥語が躍るか、実はこの本、れっきとした「日本語探求書」であり、いわば学術書なのだ。
筆者はあの「探偵ナイトスクープ」のプロデューサーでもあった松本修。

猥語の探究というよりも寧ろ、猥語を入口に方言の成り立ちにスポットをあて、日本語のルーツを探求する点がとても面白く画期的である。
テレビ番組が切っ掛けではあるが、猥語はテレビでは扱えない。だからと言って切り捨てる事もなく調べていくのだが・・・。
一通り出来上がった資料をもとに、相談を持ち掛けた相談者を訪ねる。相談を請け、20数年の時が経っていた。
言葉のルーツを辿ると、日本の民俗を倣っているような感じもする。

資料、引用した冊数だけでも下手な学術論文よりは多いのではないか。辞書辞典の類いだけでも30数冊、論文や書籍は100冊ほどである。ここまでくると「学術書」として扱っても間違いではなかろう。

同氏が書かれた「全国アホ・バカ分布孝」も読んでみたい。

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紙の本

大誘拐

紙の本大誘拐

2019/05/28 06:27

アッパレおばあちゃん

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誘拐・身代金と犯人が要求するのは普通の小説にはよくある。しかし「大」誘拐はそんな常識(?)には囚われない。
何故なら、誘拐された柳川とし子が犯人の一味と結託し、身代金要求するのだ。
被害者ではなくむしろ加害者でもある。
おまけに此の方、身代金の金額も半端ではない。100億円という途方もない額を打ち出す。

奇想天外な誘拐、身代金受け渡しと誘拐された柳川とし子の解放、これで事件は
解決・・・・?
何かがおかしい、何かが引っ掛かると捜査本部長井狩は、柳川とし子に直接聴取する。

この作品は、何度も映像化されている。非常に良くできた小説でもある。
警察の裏をかくような行動、山と海に挟まれた地形、何よりも柳川とし子の優れた才能と身軽さにあっぱれである。

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紙の本

その落語家、住所不定。 タンスはアマゾン、家のない生き方

なんとも不思議なタイトルだ。

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タイトルもだけでも面白いが、この著者「落語家立川こしら」もまた面白い。
いや、面白いというよりも変なのか。
師匠である立川志らくもそう帯に書いている。『変な弟子だがやろうとしていることはまさに現代である』と。

それにしてもだ。現代社会において必須とも言える「衣食住」のうち、衣住を棄てフットワークが軽い著者が生き生きと見えてしまうのが不思議である。私など臆病な人間は、どれかひとつでも満たされないとなると、人として生きていくのが困難になりそうだ。著者の牧歌的とでも、遊牧民のような生き方には脱帽するばかりである。今の時代の言葉を用いれば「ノマドワーカー」とでも評すべきか。

持ち前の器用さがあるからこそ、そんな事が出来るのだとは言えず、落語というしっかりとした土台があり、現代(日本)だからこそ出来る荒業とも言える。

そりゃそうだ。日本は何処に行っても電気が使え、飲める水が豊富にある。ネットワークだって(制限はあるけど)どこでも繋がる。ということは、必要なものを必要な時に調達さえ出来ればそれでいいのではないか。これを生産現場に当てはめると、ジャストインタイム(トヨタかんばん方式)とでもなるのだろうか。

幸せの形はいくらでもあってもいい。
尺度も人それぞれだ。
他人から指を指されようと、文句をつけられようと、当人が満足しているならそれでいいじゃないか。
そんなことを教えられた一冊である。

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紙の本

巨大ブラックホールの謎 宇宙最大の「時空の穴」に迫る

再版・増刷おめでとうございます

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初刷は2017年4月であるが、私が手に入れたのは第4刷、2019年4月・・・・そう、ブラックホールの画像が撮影されてまもなくのことだ。
画像撮影に成功し急遽増刷されたようで、帯にはブラックホールねあの画像が載っている。

ブラックホールを宇宙物理の観点で取り上げる書籍はいくつもあるが、実際に観た(執筆時はその前段階)人間が簡潔にまとめあげるのは、この書籍が初めてであろう。
如何にしてブラックホールが作られるのか、またそれは一体どのようなものなのか、またそれから得られる姿はどのような形なのか・・・理論提唱から発見、エディントンやチャンドラセカールといった名前も出てくる。
数学的素養が無くても解りやすく、少々難しくとも噛み砕いて書かれているので非常に読み易かった。

これから数年~10年間は、ブラックホール研究にとって楽しみかつexcitingな時代になる、そう筆者は結ぶ。

大須賀健・著『ゼロからわかるブラックホール』(同社刊)も併せて読んでいただきたい。

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紙の本

オリジン 中

紙の本オリジン 中

2019/06/08 12:54

生命とは、人間とは、宗教とは

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ダン・ブラウンのロバート・ラングトンシリーズ。今回のテーマは宗教と科学・・・・と言えようか。

『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』(ポール・ゴーギャン)口絵に折り込まれているこの有名な絵画、殺されたカーシュの意味するところと同じである。

カーシュの遺したパスワードを捜すため。その間にラングトンは拉致加害者とされ追われる身となる。そして舞台はサクラダファミリアへと移る。
AIウィンストンとの繋がりを保つために持ち続けていた、カーシュのタブレットが壊れてしまう。
しかし、さすがはラングトンである。
象徴と古のアイデアから次々へと解決策を見出だし、策を講じる。これもまた、ダン・ブラウンの小説にはお決まりでもある。

いつものことながら、敵なのか味方なのか、協力者なのか釈然としないのがこのシリーズの共通項であり、ファンを面白いと惹き付ける魅力なのだろう。

エドモンド・カーシュは何を見付けたのだろうか。その答えは・・・?

物語は<下>へと続く。

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紙の本

オリジン 上

紙の本オリジン 上

2019/05/13 23:22

待望の新作文庫化

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ダン・ブラウンのロバート・ラングトンシリーズ。今回のテーマは宗教と科学・・・・と言えようか。
回を重ねることにさまざまなツールが出てくるこのシリーズであるが、この作品ではAI(人工知能)が手助けをする。

我々はどこから来たのか、我々はどこへ行くのか

人類の叡知を結集しても、この問いへの答えは見付からないだろう。しかし、未来学者「エドモンド・カーシュ」は見付けたとする。その発表の場に於いて・・・。

ダン・ブラウンのこのシリーズを読むのは、この作品を含めて四シリーズとなったが、共通して言えるのはまずキーマンが殺され、その場に居合わせたロバート・ラングトンは逃げるという物語の冒頭から始まる。これはもはや定番ともいえるが、またそれが面白いのだ。

エドモンド・カーシュは何を見付けたのだろうか。その答えは・・・?

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紙の本

老人喰い 高齢者を狙う詐欺の正体

自業自得、因果応報なのか?

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NHKで放送された「ドラマ詐欺の子」の基となり、著者が取材協力した番組である。

「老人喰い」・・・なんと衝撃的なタイトルだろう。とはいえ、食い物としている輩が居ることは確かである。
騙す方が悪いのか・・・詐欺である以上、騙す方が悪い・・・全くではある。
しかしそこに至るまでの周到な準備は、まるで企業の様にも窺える。
電話を掛ける「かけ子」、現金を受けとる「うけ子」などなど、チームワークと役割分担は単に捕まらないためだけでない。寧ろ、作業効率や同僚との競争のため、搾取という目的のためにはノルマを課し、収益力を向上させるためにあるように思った。今でも同じような事がされているのかどうかは不明だが、保険の営業や銀行の融資の競争と似ている。
違うのは「犯罪」であることと、分業故に本体(文中に出てくるオーナー)まで捕まるような事は難しい。

個人情報が人から人へというのは今は昔である。情報はネットワークを介し人の手へと渡る。悪意のあるなしに関わらず、個人情報が漏れたとき「悪用された形跡はない」と他人事のようにいう。
しかしこれらの情報が集約され、紐付けされているとしたらどうだろうか?

話は戻るが、これを生業としている人達は、身内が同じように搾取されたらどう思うのだろう?搾取される方が悪い?信じた方が悪い?
因果応報という言葉がある。いつかは自分に還る。他人を騙し搾取した金など身に付くはずもない。必ずいつかは報いをうけるのだ。

如何に犯罪者が犯罪という意識を棄て、洗脳されて行くのか。何故その様な事になるのか?答えは至って簡単で、報酬(金だけに非ず)があるからである。即ち「歓び」でもある。目の前に成功者(いわばチームリーダー)が居れば、それに対しての憧れが芽吹くのも無理はない。
それを見た搾取者たちは「カッコイイ」と思うのだ。

用意周到された問答集(スクリプト)と、名簿という情報源。これらはまるで訪問販売や電話勧誘のやり方を模倣する。
挙げ句、参加するものたちに「如何に高齢者から金を巻き上げるか?」を自然と考えさせ、タンス預金を奪う方法を模索する。最近この手の事件がマスコミを賑わせているが、書いてあることと近いやり方なのはただの偶然であろうか?

最近では拠点を海外に移し、日本に向けての同様の犯罪が増えているようだ。今はインターネットさえ繋がれば、どこでも可能なビジネスだとも言える。しかし一方で同業者が増え、優秀な人材の引抜き合いもあるようで、実際のところ「人を育てる難しさ」も窺える。
いわゆる反社会の人間がプレイヤーを派遣し、金を稼がせる。資金繰りには困らないという。

如何にして『老人喰い』を無くせるか。
最後に著者は、若い人に「与え育てること」と締めくくる。

本著が刊行された2015年から数年が経ち、働き方改革や総活躍社会といわれ、年号も平成から令和へと変わった。この新しい時代に、金のある人々が将来を未来を背負う若い人に投資をし、育てることに真剣に向き合うべきではないかと思うのだ。

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紙の本

Platonic sex

紙の本Platonic sex

2019/04/18 09:53

彼女はもういない、それが残念

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著者である飯島愛、没して十年以上経過した。時間の経過は早く、同い年である私も、既に五十路の足音が聞こえつつある。

彼女の半生というと大袈裟だが(出版された当時は存命であった)、この書籍が出版され話題となり、善くも悪くも様々な評価があった。育った環境は今で言えば「児童虐待」とも言える家庭環境であり、またその反発からか、親の通帳と印鑑を盗み家出をし、家出・未成年の飲酒シンナー吸引を繰り返す。深夜徘徊で男を見つけては遊び、元々強くない身体を痛め付けていたようにも思える。
生きるために金を稼ぎ、その分を消費する。需要と供給の間で、彼女は何を見付けたのだろう?

AVに出ている娘達(女優とは書かない)を語る上で、一つの指標となるのが『飯島愛以前か以後か』と私は区分けする。
飯島愛以前とは、VHS主流で制作メーカーも携わる人達もごく限られていた。どこか影があり、お世辞にもよくない家庭環境であったり、何かしらの精神的な傷を負った娘達が多いように思われた。メジャーになる名うての娘達は、そのルックスだけでなく、メーカーの色と相まっているようにも感じた。
一方、飯島愛以後となると状況は一変する。VHSのセル販売、そしてDVDの登場。制作メーカーもソフトオンデマンドのような低価格で企画性のあるコンテンツを充実させたメーカーや、一部マニア向けなど、多種に細分化されている。現場ではノンリニアで撮影・編集が当たり前となり、そこそこのスペックのPC、カメラ、マスタリング機材などがあれば十分であり、個人事業者としてのAV制作者も多いように感じる。
出演する娘達は一部とはいえアイドル的な存在となり、例えば恵比須マスカッツのような娘達も存在するし、ごく普通の(芸能人のような)娘もたくさん増えた。
飯島愛以前では見られなかった、一般ウケする娘達が雑誌やテレビなどで取り上げられることも珍しくない。
ルックスも下手なアイドルよりも非常によく、アイドルがAVに出るなんてのも珍しくはない。

本著を読み終えた感想を、一言で言うなら「寂しく過ごした半世紀」とでも言うべきか。心の隙間を埋めるため、身体を酷使したのではないか。その結果があの死に様ではないか。

もう少し、自分自身に気を使っていれば・・・と考えるのは、私一人ではなかろう。

テレビの深夜枠番組や週刊誌で取り上げられる娘達はごく一部ではあるが、トーク番組やワイドショーを始めとするバラエティまで器用にこなせる人はもう出ないような気もする。

彼女のようなずる賢く生きるのも、一つの生き方なんだろう。母親の日記が自分が両親にしたこと、祖父母に対して行ったことの苦しみに似ていて、とても胸が苦しい。

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紙の本

天皇陵の謎

紙の本天皇陵の謎

2019/07/06 18:30

御陵は一種のイコンなのか

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天皇陵・御陵について、一種のガイドブックはいくつもあるが、どうして○○天皇の御陵なのか、またそうした経緯についての不思議な部分に着目する一冊である。

巨大な御陵とその周囲にある古墳群が世界遺産に登録されるそうだが、これを読むと「その判断は正しいのか?」とも思えてしまう。

「これはこれでいいんじゃないか」
と言ってしまえばそれまでだが、下手に調査しようとして莫大な予算をつけるより、何もせずそのままにしておくこと、手を付けないこともよいのかもしれない。

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紙の本

オリジン 下

紙の本オリジン 下

2019/06/11 13:23

進化論か神か、科学か宗教か。

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AIは、人間の知能を超えられるのか?

ダン・ブラウンのロバート・ラングドンシリーズ。今回のテーマは宗教と科学・・・・と言えようか。

カーシュが造り出したスーバーコンビューター「ウィンストン」、彼との繋りを保てていたカーシュのタブレットは、既にない。

しかしラングドンの聡明な知識と閃きで、なんとかウィンストンの居場所へと向かう。そして、カーシュのメッセージを、全世界に流す。

このウィンストン、カーシュの助手という認識がずっとあったが、最後の最後に種明かしされたときは複雑になった。果たしてそこまで賢いAIは、今後生まれることは有るのだろうか。

正直なところ、まやかしや大袈裟とも言えないと私は思うのだ。それと同時に、未来に対しての不安を抱くのだ。

もちろんこれは小説ではあるが、そう遠くない将来に、ウィンストンのようなスーパーコンピューターが出てきていても不思議てはない。
問題なのは、それをどう活用し、何をさせたいかである。
時として、科学が暴走し歯止めが聞かないことが起きる。古くは原爆、放射能の発見、PCBのように。

その歯止めを考えるのも人間である。便利なツールを使うのは自由であるが、ハザードは常に設けていたい。

ラングドンが最後に「人間らしくなった」と称したように。

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紙の本

貧困とセックス

紙の本貧困とセックス

2019/04/18 09:48

一見関係の無いように思えるが

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一見すると無関係ともいえる両者が、実のところ、根底にある問題を通じて繋がっている指摘が面白かった。
セックスワーカー・援デリ・シングルマザーの貧困問題など、目を覆いたくなるような字句。しかしそれこそがこの書に於けるキーワードである。

筆者は、日本の恥部・暗部を明確に言い表し、超高齢者社会と介護施設職員に多くいそうな中年層(と思われる)異性未体験者、搾取するものされるものの関係性など、現代日本が抱えている問題を言い表している。

発刊当時には既に社会問題となっていた、「オレオレ詐欺」に代表される特殊詐欺がなぜ若い人がのめり込んでしまうのか、大学という肩書きのために金を貸す事の矛盾などの指摘は、エコノミストや社会学者などという人々には無い視点だろう。

これを読み終えた途端、悲壮感と虚無感に襲われた。

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紙の本

「身体を売る彼女たち」の事情 自立と依存の性風俗

『「身体を売る彼女たち」の事情』を読み終えて

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性風俗について語る、或いはそれらを生業とする人々を取り上げた書籍はいくつもある。
何が問題なのか、どうしてその仕事を選んだのか生業としているのか、そんな内容が多い。
しかし本著は問題点を明確にするのと同時に、それらを認めた上で助け船を出しているようにも読めた。
私自身、そういった業種に居たこともあるし、それらを生業とする人とも付き合いがあった。
情報社会と言われるようになって久しいが、必要な情報は必要な人に届いていないのは、特に福祉のそれらと全く同じように思える。
自業自得、自己責任と言い切るのは簡単だが、負のスパイラルに一度入ってしまうとなかなか脱け出せない。そうなってしまった場合にも、そうならないためにも一読することをお薦めしたい。

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紙の本

府中三億円事件を計画・実行したのは私です。

小説としては

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読み終えた感想を一言で現すならば
良くできた小説
である。「私小説」「ノンフィクション」ではない、「小説」である。
何故なら、登場する人物との会話があまりにも細かく、事件後数年ならばともかく、五十年も経過して壮大に語ることが出来るかという疑問と、主人公(=筆者)の自分語りに胡散臭さを感じたからだ。
例えば白バイのくだりについての言及がもう少しあれば、物語りに真実味があったのではないか。
あの世代独特の「行動派」学生に見られた、 闘う事を是とする空気を文体から読んだが、これもまた時代の空気であり、あの時代をリアルに生きた筆者ならではの小説であろう。

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