- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2019/07/11
- 出版社: 岩波書店
- ISBN:978-4-00-431764-7
電子書籍
流言のメディア史
著者 佐藤卓己
流言蜚語、風評、誤報、陰謀論、情報宣伝……。現代史に登場した数々のメディア流言の「真実」を見極め、それぞれの影響を再検証するメディア論。ポスト真実のデジタル情報化時代に求...
流言のメディア史
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流言のメディア史 (岩波新書 新赤版)
商品説明
流言蜚語、風評、誤報、陰謀論、情報宣伝……。現代史に登場した数々のメディア流言の「真実」を見極め、それぞれの影響を再検証するメディア論。ポスト真実のデジタル情報化時代に求められる、「バックミラーをのぞきながら前進する」メディア史的思考とは何か。「あいまい情報」のメディア・リテラシーがいまここに。
目次
- はじめに
- 第1章 メディア・パニック神話 「火星人来襲」から始まった?
- 第2章 活字的理性の限界 関東大震災と災害デモクラシー
- 第3章 怪文書の効果論 「キャッスル事件」の呪縛
- 第4章 擬史の民主主義 二・二六事件の流言蜚語と太古秘史
- 第5章 言論統制の民意 造言飛語と防諜戦
- 第6章 記憶紙の誤報 「歴史のメディア化」に抗して
- 第7章 戦後の半体制メディア 情報闇市の「真相」
- 第8章 汚染情報のフレーミング 「原子マグロ」の風評被害
- 第9章 情報過剰社会の歴史改変 「ヒトラー神話」の戦後史から
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紙の本
ウェルズの火星人から少年Aに至るまで。
2019/07/25 18:09
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦争とメディアが戦後においても複雑に絡み合い、政治性と統治機構の圧力を示していたこと、それが受容されなかった=だまされなかった人々があえてだまされたことを肯定してきたこと、この章を読むのにかなり時間がかかった。
ナチスとアンネの日記とノストラダムスの大予言の交錯については、もう一度読み返すべきかもしれない。