読割 50
電子書籍
夏だけが知っている
著者 著者:喜多嶋 隆
父親と二人暮らしの高校二年生の航一のもとに、腹違いの妹がやってきた。素直で一生懸命な彼女を見守るうち、兄の心は揺れ動きはじめる……海辺の町を舞台に描く、限りなくピュアでせ...
夏だけが知っている
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夏だけが知っている (角川文庫)
商品説明
父親と二人暮らしの高校二年生の航一のもとに、腹違いの妹がやってきた。素直で一生懸命な彼女を見守るうち、兄の心は揺れ動きはじめる……海辺の町を舞台に描く、限りなくピュアでせつないラブストーリー。
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紙の本
『夏だけが知っている』
2019/08/12 20:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
葉山で小さな釣り船屋を営む父と二人で暮らす高校2年生の航一
「お前になんと言われてもいいが、実は、私には隠し子がいたんだ」
父にそう告げられ一緒に住むことになった一歳違いのその妹凜は、泣き虫でどんくさい〈漁村の小娘〉だった
しかし、凜の釣りの才能が業界の人の目に止まり、名人との釣り対決、雑誌やテレビ番組での特集、CM出演と露出が増え、騒ぎが広がっていく
醒めた目でこの状況を受けとめていた航一だが、凜の素朴でひたむきな姿に接するうちに心が揺れはじめる
《血の繋がった妹を抱きしめキスをしている。これから、僕らはどうなるのだろう……》
喜多嶋隆の新作は湘南の港町を舞台にしたピュアで切ないラブストーリー、2019年7月刊
〈この作品を書くために、僕は作家になった〉となるのだろうか……。
そのような思いを抱かざるを得ない作品が、作家人生の中で時にはあるものだ。
そして、僕にとって、今回の小説がそんな一作であった事をいま確信している。──「あとがき」より
紙の本
美しい
2019/08/29 18:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
父親と暮らしていたが、そこに腹違いの妹がやってくる。ピュアな妹を接しているうちに、気持ちに変化が表れてきて。