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静かの海 その切ない恋心を、月だけが見ていた 上
著者 筏田かつら
内定を取り消され、将来の不安に苛まれる大学生・行成(ゆきなり)と、引っ越してきたばかりで周りに馴染めずにいる小学生・マサキ。それぞれの悩みを抱えるふたりは、偶然知り合い、...
静かの海 その切ない恋心を、月だけが見ていた 上
静かの海 その切ない恋心を、月だけが見ていた 上 (宝島社文庫)
商品説明
内定を取り消され、将来の不安に苛まれる大学生・行成(ゆきなり)と、引っ越してきたばかりで周りに馴染めずにいる小学生・マサキ。それぞれの悩みを抱えるふたりは、偶然知り合い、近所に住む年の離れた友人として徐々に親交を深めていく。 しかし行成が「可愛らしい男の子」だとばかり思い込んでいたマサキは、実はれっきとした女の子だった。現実にもがくふたりが紡ぐ、成長と小さな恋の物語。
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紙の本
小学生の淡い恋の行方
2021/09/30 23:02
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
12歳の小学生・真咲はたまたま出逢った24歳の大学生・行成に恋をする。その一方通行な想いに胸を痛めつつも、その出会いは彼女を取り巻く人間関係を変えていく。冒頭では未成熟な子供でしかなかった彼女が僅かな間に思春期を迎えてと、その成長にあわせて変わっていく世界が、軽い筆致ながらも読み応えある。行成の鈍さは何なのだろうと思うところはあるが、気付いてしまったら物語が成立しないから仕方ないか。その間にも行成の遠隔地での就職も決まり、何時までもこの関係は続かない。下巻ではひと波瀾あるのだろうか?早く読まねば。