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「本当の豊かさ」はブッシュマンが知っている
著者 ジェイムス・スーズマン(著) , 佐々木知子(訳)
「勤勉は美徳」ではない。人類は農耕を開始する前の20万年間、今よりずっと少ない労働時間で、ずっと豊かな暮らしを送っていた。はたして私たちの「労働」「豊かさ」に対する考え方...
「本当の豊かさ」はブッシュマンが知っている
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「本当の豊かさ」はブッシュマンが知っている
商品説明
「勤勉は美徳」ではない。人類は農耕を開始する前の20万年間、今よりずっと少ない労働時間で、ずっと豊かな暮らしを送っていた。はたして私たちの「労働」「豊かさ」に対する考え方は正しいのか? 気鋭の人類学者が、現代文明の“常識”を根底から問い直す意欲作。
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いつの時代も
2020/01/28 14:40
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投稿者:怪人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
南部アフリカのブッシュマン、サン人と25年にわたり生活を共にした著者の記録本である。カラハリ盆地一帯に住む狩猟採集民のこれまでの歴史、文化等について著者の生活体験を織り交ぜながら述べ、人間にとっての幸せとは何かについて論考している。
近年、この地域も携帯電話が普及し、現代のデジタル社会の恩恵を受けてきており、ブッシュマンの生活も大きく様変わりしている。ブッシュマンの若い世代には本当の豊かさが分からなくなってきたようだ。グローバル化がさらに進展し、同一の価値観に影響されるようになっていく時代、「本当の豊かさ」とは何かを考えていくために大切な示唆を与えてくれる。