加々美高浩が全力で教える「手」の描き方

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11/9刊行！トップアニメーターが明かす技術！
手を描くために知っておきたいことが盛りだくさん！
デザイナー、アニメーターの皆さんへ。

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カードゲームの演出上どうしても手がアップになる構図の多い遊戯王アニメで、いかに映えさせるかを追求し数々の指フェチを生んだ加々美作画。
十数年前はまとめ動画が作られるほど盛り上がったものだが、まさか今こんな指南書が出版されるとは……

性別や年代別の手の特徴だけでなく、それらしく見せる芝居のさせ方（演出）などアニメーターらしい視点で細かく描かれている。
紙面の余白が少なく、氏の全力度が伺える。
購入者特典も充実していて、80近くもの手の写真素材や、氏による作画の動画をDLできる。

本書の欠点は、氏の美しい作画を見るだけで満足してしまうことではないだろうか。
肉厚で生っぽさを感じられる手が、見ていてとても気持ちがいい。


ソフトバンク系列から出版された本は初めて手に取ったが、2ページ目の丁寧な注意書き（？）に感心した。
本文デザインもシンプル綺麗でいいと思う。

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手、手、手。
本当に手しかない本。
手を描くのは本当に難しいですよね。だからいつもグー、みたいな。
私自身は絵を全然描かないので、本当にこの本で描けるようになるかは分からないのですけど、あらゆるシチュレーションに対応した手の数々はきっと役に立つはずだと思います。
著者はアニメ遊戯王の作画やってたかたとのこと、手の描き方をこれだけの研究しているのも、カードを扱う手の描写が山ほど出てくる遊戯王がきっかけなんだそうです。

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作りも動きも難しいし少し違うだけで違う！ってなるし、迷宮入りしがちな複雑怪奇なパーツです。
絵描きは手フェチが多いですが、私はそうでもなく…なかなかモチベーションが上がらなかったり…。

鏡を見たり写真を撮ったり、ピクシブや資料を漁ったり…いろいろ四苦八苦していますが、この本はそのうちの有力候補に仲間入りです。
みっちり「手」！で圧倒されました。
この動作が知りたかった！というイラストも結構載っていて、痒いところに手が届く感じです。
車の運転とゆるめの腕組み…手フェチの友人が力説していたな〜と思い出しました。（笑）

絵描きさんには心強い一冊だと思います。

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手の描き方の基本から表現の仕方まで細部にこだわった内容の本。手の写真も巻末に掲載されておりダウンロードもできるようです。