- カテゴリ:一般 大学生・院生
- 販売開始日: 2019/11/28
- 出版社: 岩波書店
- ISBN:978-4-00-410034-8
憲法講話
著者 宮沢俊義
日本国憲法に結実した人間主義・平和主義の精神は、国民が旧憲法下でのにがい体験から学びとったものであり、敗戦による荒廃から立ち上る戦後民主主義の基本原理であった。だが、今日...
憲法講話
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商品説明
日本国憲法に結実した人間主義・平和主義の精神は、国民が旧憲法下でのにがい体験から学びとったものであり、敗戦による荒廃から立ち上る戦後民主主義の基本原理であった。だが、今日なお、「いつか来た道」へ戻そうとする動きが執拗に続いている。日本国憲法のふくむ問題点とその意味を、旧憲法とかかわらせつつ分りやすく語る。
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2008/10/22 04:34
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S.I. - この投稿者のレビュー一覧を見る
25年以上も前の学生時代に購入していたが実家の本棚に読まずに放置されていた。この度本の整理をしていて手に取った新書の中の一冊。
憲法の問題はあまり身近な問題とは実感できずに仕事に追われる毎日ではあるが、時には暇を見つけて考えねばならぬ事のひとつである。昭和の時代にはあまり実現性のなかった改正論議が安部元政権の誕生もあり、最近までまたまた(!)熱を帯びてきていた。昨年来の政権たらい回しの繰り返しの状況の中でこの論議も置き去りにされた感が強いが、国政選挙の重要な争点の一つとして忘れてはならない問題である。
著者は古典的護憲憲法学者の代表者の一人として著名であるが、40年以上前の昭和42年に出版された本書の内容(著者の主張は極力抑えた、単に憲法解説の書である)は驚くべきことか(!?)21世紀の現代でも真理の一つである。