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55
著者 ジェイムズ デラーギー , 田畑 あや子
田舎の警察署に連続殺人鬼から逃げだしたという血まみれの男が駆け込んできた。55番目の犠牲者になるところだったというが、先の男が犯人として描写した通りの男があらわれる。そし...
55
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55 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
商品説明
田舎の警察署に連続殺人鬼から逃げだしたという血まみれの男が駆け込んできた。55番目の犠牲者になるところだったというが、先の男が犯人として描写した通りの男があらわれる。そして犯人と被害者をそっくり入れ替えた主張をしはじめた……! どちらが54人も殺した連続殺人鬼なのか? 探り合いと騙し合いの果て、チャンドラーが掴んだ真実とは?
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紙の本
互いをシリアルキラーだと主張する2人の被疑者を軸に冒頭から息もつかせぬ展開に圧倒される。
2020/07/30 08:33
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
互いをシリアルキラーだと主張する2人の被疑者を軸に冒頭から息もつかせぬ展開に圧倒される。そして交互に挿入される10年前に行方不明となった青年の捜索経過が結末に大きく関与してくるとの予感はあるものの、余りにも時間的にも事件的にもかけ離れていて結びつかないもどかしさ。そして誘拐された子供たちの運命や如何にと思ってる読者に、何かを発見したことだけ伝えてぶつりと切ってしまう終わり方も衝撃的でした。唯一の欠点は、犯人がこのような異常行動(殺人)を行ったかという理由が今一不鮮明だが、シリアルキラー<注>という設定である以上これは飲み込むしかないでしょう。衝撃的な作品でした。