電子書籍
コーラルとロータス-Genesis SOGEN Japanese SF anthology 2019-
著者 門田充宏
過剰共感能力――他人の感情を過剰に感じとる生来の特質で、社会生活に支障を来たしてしまった少女・珊瑚16歳。だが彼女にこそ務まる技術職があった。依頼人から抽出した記憶を、他...
コーラルとロータス-Genesis SOGEN Japanese SF anthology 2019-
商品説明
過剰共感能力――他人の感情を過剰に感じとる生来の特質で、社会生活に支障を来たしてしまった少女・珊瑚16歳。だが彼女にこそ務まる技術職があった。依頼人から抽出した記憶を、他者が体験できるよう再構築する「感覚情報翻訳」である。珊瑚は抜きん出た才能を発揮するが……慕っていた3歳年長の同僚カマラが失踪した。『風牙』『追憶の杜』に連なるシリーズ短編。※本電子書籍は、『Genesis 白昼夢通信』(東京創元社 2019年12月20日初版発行)に収録の「コーラルとロータス」のみを電子書籍化したものです。『Genesis 白昼夢通信』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。
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他人の記憶に潜る
2024/03/10 15:30
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
他人の記憶に潜るという 同じ作家の書いた「風牙」につながるシリーズである。最初に「風牙」を7読んだときほどのピリピリ感ワクワク感はなく、ストーリー展開はほぼ予想の範囲内に落ち着いてしまった。カマラというのは、サンスクリット語で「蓮」を表しているそうな。アメリカ副大統領のカマラハリスもそうなのかな。