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ロラン・バルト 言語を愛し恐れつづけた批評家
著者 石川美子 著
『恋愛のディスクール・断章』『記号の国』で知られる批評家ロラン・バルト(一九一五―八〇)。「テクスト」「エクリチュール」など彼が新たに定義し生み出した概念は、二十世紀の文...
ロラン・バルト 言語を愛し恐れつづけた批評家
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ロラン・バルト 言語を愛し恐れつづけた批評家 (中公新書)
商品説明
『恋愛のディスクール・断章』『記号の国』で知られる批評家ロラン・バルト(一九一五―八〇)。「テクスト」「エクリチュール」など彼が新たに定義し生み出した概念は、二十世紀の文学・思想シーンを次々と塗り替えた。デビュー以来、文学言語のみならず、モードから写真、日本論に至るまで華麗な批評活動を展開。晩年には「小説の準備」へと向かった、この多彩な思考の全体像を端正な文体によって浮き彫りにする。
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紙の本
人はつねに愛するものを語りそこなう
2017/04/30 17:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:844 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「人はつねに愛するものを語りそこなう」。バルトがミラノで開催されるスタンダール学会で発表する予定だった原稿の題名である。その通りであろう。音楽を絵画を写真を語るバルトの繊細な文章に魅了されてきた。そして私はバルトの「小説」が読みたかった。副題にある通り、本書は「言語を愛し恐れつづけた批評家」の軌跡を描く優れた小著である。
紙の本
バルト入門
2021/07/29 22:40
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る
新書としての役割を十分に果たしている、コンパクトかつ信頼できるロラン・バルトの評伝にして入門書。「フランス現代思想」界隈は意外とこういうものがないのでありがたい。