- 販売開始日: 2020/03/06
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-377589-1
河童の三平 水木しげる漫画大全集(上)
著者 水木しげる(著)
<「水木しげる漫画大全集」FINAL SEASON!>「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」といった代表作はもちろん、幻の貸本や新聞掲載の1コマ漫画まで、あらゆる水木漫画をコンプ...
河童の三平 水木しげる漫画大全集(上)
商品説明
<「水木しげる漫画大全集」FINAL SEASON!>
「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」といった代表作はもちろん、幻の貸本や新聞掲載の1コマ漫画まで、あらゆる水木漫画をコンプリート。未収録原稿や、カラーイラストなども余すことなく収録した唯一無二の完全版をお届けします。
京極夏彦責任監修『水木しげる漫画大全集』第3期全35巻刊行開始!!
切ない郷愁に誰もが心震わせる……それは不思議な山里の物語。水木漫画の魅力が全て詰まった傑作を、美麗な扉絵・未使用原稿も収録した初めての完全版として刊行! 上巻では、不定期連載された「河童の三平」から、「河童の三平・ストトントノス大王七つの秘宝の巻」の第十二回までを収録。 ★解説「水木しげるはいつから妖怪漫画家になったか」小松和彦
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
少年サンデーと別冊少年サンデー、学年誌に掲載された作品を収める。
2022/12/25 17:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:L療法 - この投稿者のレビュー一覧を見る
紙芝居に始まり、何度もリライトしてきたにもかかわらず、物語的には行き当たりばったりで、忙しくなり始めた(『鬼太郎』メジャー連載開始直前)ことも関連するのだろうが、民話の世界。
トリック・スター、タヌキの大活躍が、文化人類学的興味をそそる。
小松和彦の解説によると、水木が本格的に妖怪にのめり込んだのは、メジャーで仕事し始めてからで、それまでは、依頼に応じてなんでも描いてたっぽい。
怪奇ものをいくつも手がけ、『悪魔くん』など。オカルトものもあるから、興味は強く抱いていたのだろう。
貸本版、ぼくら版の延長とは別に、オカルト大活劇が収められてる。
タヌキはこの冒険譚に同行しないためか、お笑い要素は少なめ。
編集部の要請流行云々で、活劇要素をいれただけかもしれない。
『神曲』ノストラダムス、神話、いくつかの要素があるようですが、時代背景はよく分からない。
『ノストラダムスの大予言』五島勉は、まだ出てないけれど、澁澤その他で、西洋オカルト関連の紹介はあったのだろう。
1950年代の終わりということで、学生運動や、ヒッピーカルチャーがチラッと出てくる。
長編途中で、以下下巻に続く。