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財閥の時代
著者 著者:武田 晴人
今なお、陰に陽に影響力を保持する財閥。幾多の企業が生まれては消える激動の時代、なぜ彼らだけが繁栄を享受するに至ったのか。勃興期から解体まで、日本経済史の権威がその行動原理...
財閥の時代
05/09まで通常1,188円
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財閥の時代 (角川ソフィア文庫)
商品説明
今なお、陰に陽に影響力を保持する財閥。幾多の企業が生まれては消える激動の時代、なぜ彼らだけが繁栄を享受するに至ったのか。勃興期から解体まで、日本経済史の権威がその行動原理に鋭く迫る。
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紙の本
我が国の財閥についてそれの歴史を経済史的視点から見た画期的な書です!
2020/04/27 11:06
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、我が国の経済界において巨大な権力をもち続ける「日本型企業」とも言われる財閥について、その成長の歴史を経済史の観点から見た画期的な一冊です。同書の中で著者は、「財閥は、類まれなる勢力を誇る一方で、その背景には黎明期の資金調達をめぐる苦闘やオーナー一家と経営陣の軋轢、時の政府・諸外国との丁々発止など、現代のビジネスにも通ずる奮闘があった」と言います。そうした財閥は、もともとは家業から出発して、次第に多角化を進め、独自の組織を作り上げたのですが、一体、どのようにして巨大組織へと成長したのでしょうか。同書では、「幕末維新の危機」、「政商の誕生」、「政商の資金源」、「政商からの脱皮」、「家政改革と家憲」、「コンツェルン化と持株会社」、「専門経営者の登場」、「商社ブームと破綻」、「鈴木商店の挫折」、「三大財閥の覇権」、「恐慌とドル買い」、「財閥の転向」、「戦時態勢と財閥」、「財閥解体」、「企業集団と財閥」といったテーマで話が進んでいきます。とても興味深い書です!